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発表会のポイントや開催前後の様子がまるわかり!

「Galaxy Note8」発表会振り返り! シリーズ最大規模の来場数で超大ボリューム

2017年08月24日 15時00分更新

 現地時間8月23日(日本時間8月24日)、サムスンはニューヨークにて新製品発表会を開催。ペン付き大画面スマホ「Galaxy Note8」を発表。同社広報によれば、本発表会は世界から1764名の動員(パートナーを含め)となり、Noteシリーズの発表会としては最大規模となった模様です。

会場となったのはニューヨークにある劇場「Park Avenue Armory」

毎回趣向を凝らした発表会装置を用意する同社ですが、今回は観客がすり鉢状の座席から壇上者を見下ろすかたちに。以降の写真からもわかりますが、床も巨大ディスプレーになっている

リコール騒ぎから約1年
Noteファンにとっては長い1年だった

モバイル事業部のトップ・D.J.コウ氏

 発表会の冒頭では、発火事故により全世界でリコールとなった「Galaxy Note7」の反響に関する動画を公開。同社としては、事故については真摯に受け止め、フラグシップ機である「Galaxy S8/S8+」から信用回復に努めているとのこと。したがって、今回の動画のと意図としては、全世界にいるNoteユーザーに対して「心配をおかけした、お待たせ!」と言った意味が含まれていたと思われます。

 Galaxy Noteシリーズは、Sシリーズと同じくスペック的には最上級のものを載せていますが、「大画面」「ペン付き」とし、クリエイターやビジネスマンなど「プロフェッショナルのための道具」として開発されてきました。同社は、Noteユーザーの満足度調査や手描きの絵などをシェアできるSNS「PENUP」のユーザー数などでその人気っぷりをアピールしていました。

リコールになってしまった前機種「Galaxy Note7」

それでも唯一無二の存在であるNoteを渇望するユーザーはいました

ユーザーの満足度など

SNS「PENUP」では28万弱の登録ユーザーがいます

そして、ついにファン待望の「Galaxy Note8」が発表されました

Noteシリーズ初の「インフィニティディスプレイ」
App Pair機能で2つのアプリを瞬時に起動

商品企画担当のジャスティン・デニソン氏

 Note8の概要については、同社上級副社長で商品企画担当のジャスティン・デニソン氏が登壇。デニソン氏はNoteシリーズの歩みをディスプレーから触れました。まずは大画面、次に片面エッジと進化を続け、ついにNote8では超狭額縁&両面フレームレスの「インフィニティディスプレイ」を採用に至ります。

 アスペクト比18.5対9のインフィニティディスプレイは、ペンで書き込むための広大なキャンバスとしてだけではなく、21対9の映像やウェブページなどの日常のさまざまな情報を得るのに適していると言います。加えて、6.3型という大画面ながら幅74.8mm、側面をラウンドさせており、持ちやすさも担保されています。

 また、Note8から強化されたマルチウィンドウ向け機能「App Pair」ではあらかじめセットしておいた2つのアプリを同時起動できるので、より瞬時にマルチタスクを実行できるでしょう。

S8/S8+で発表された「インフィニティディスプレイ」をNote8でも採用

さまざまな情報や活動を広大なスクリーン上で体験できる

2つのアプリを同時起動できる「App Pair」

たとえば、ドライブのときは「地図」と「ミュージック」アプリを起動させるなどシチュエーションに応じた組み合わせをつくれる

インフィニティディスプレイは持ちやすさにも貢献

カラーバリエーションはひとまず4色

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