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ついに「ゴルフゲーム」の枠を超えた……

みんGOL最新作! PS4版「New みんなのGOLF」は自由度高すぎてめっちゃおもしろいぞ!!

2017年08月30日 19時00分更新

みんGOL

 今夏PlayStation 4の注目新作タイトルといえば「New みんなのGOLF」(以下、NewみんGOL)でしょう。みんGOLは今年でシリーズ20周年を迎えた国民的ゴルフゲーム。PlayStationハードで長らく親しまれ続けているタイトルのひとつです。そんなみんGOL新作がいよいよ8月31日(木)に発売します!

 NewみんGOL発売直前となる8月19日(土)には、電撃PlayStation編集部による電撃PlayStationプレミアムイベント 2017 夏が開催されました。こちらのイベントで『New みんなのGOLF』プレゼント争奪大会が実施され、アスキー編集部からつばさとハッチが出演しました。本記事では、この大会の模様をレポートしつつ、どれだけ新作のみんGOLがパワーアップし、おもしろいのかをお伝えさせていただきます! 本記事で使われている画像は、電撃PlayStationプレミアムイベント 2017 夏の放送中の画面をキャプチャーしたものです。

自由度の暴力 釣りもできるし、カートで疾走もできる

 NewみんGOLの特徴は大きくわけて4ポイント。「オープンコース」「キャラカスタマイズ」「ゴルフ以外の楽しみ」「オンラインでも気軽に遊べる」というのが本作の特徴的な要素です。

 これまでのシリーズと最も異なる要素の「オープンコース」は、既報の発表段階でもファンの方々から注目を集めていたポイントでした。

みんGOL

 オープンコースとはその名のとおり、実際のゴルフ場のようにそれぞれのホールが隣接されているということ。従来のホールごとに独立したホール形成になっているのではなく、オープンワールドゲームのように広々としたコース(広すぎ! と思うほど)を楽しめます。ホール同士が隣接していることで、一度隣のホールに打ち込んでから目的のピンを狙うことも可能になったなど、プレイングの幅がグッと広がりました。また、これまではOB扱いされていたようなショットでも、オープンコースなので救われることもあるようです。

 みんGOLシリーズと言えば、操作するキャラクターも魅力のひとつです。個性豊かなキャラクターを集めて操作でき、キャラクターに対して並々ならぬ愛着があった人も多いのでは? NewみんGOLでは、その愛着をわかす部分にフィーチャーしたのか、なんとプレイキャラを自作できるようになったのです。

みんGOL

 これまでのシリーズでは特定のキャラクターを使いましたが、本作では完全にオリジナルのキャラクターを作成してプレイします。ざっくりと顔や髪型などを選んだり配置したりするのではなく、座標をそれぞれ決めるように事細かくカスタマイズできるのです。無論、身長や体型も自由自在です。洋服のバリエーションも豊富なため、自分自身に似せるのもヨシ、好みのキャラクターを作るのもヨシ、だそうで。キャラクターの能力については、プレイ内容、ショット結果によって上昇するとのこと。

みんGOL

 「キャラカスタマイズが苦手!」という人でも、プリセットから手直しするようなことも可能です。しかも、オンラインプレイをした際に「あ、あの人のキャラいいな!」と思ったら、他人のキャラカスタマイズのコピーもできます。ただし、キャラクターは、コピーNGの設定も可能で、コピーしてきたキャラクターは顔のカスタマイズが不可になります。
 また、キャラクターはキャラカスタマイズできるため、複数体所持(ストック)することもできるので気分によってマイキャラを変えてプレイするのも楽しいです。

みんGOL

 キャラカスタマイズだけでもかなり自由度が高い印象を受けましたが、それ以上に高いと思うのは「ゴルフ以外の楽しみ」という要素。先述したように、オープンコースであるため、ホール内を自由に行き来できます。ゴルフゲームにもかかわらず、ゴルフをせずに走り回れるのです。「カート」で移動することも可能で、レースゲームみたく疾走できちゃいます。

みんGOL

 さらに、ホール内にある池で泳いだり、挙げ句の果てには釣りもできたりと……ゴルフゲームの枠を超えたゴルフゲームなのです! なんでも、釣りに関してはかなり凝って作った様子。ゴルフの息抜きに遊べるようにとのことですが、熱中してしまう人も大勢いそうな雰囲気です。

みんGOL
みんGOL

 本編のゴルフの話題に戻しましょう。New みんGOLではさまざまな遊び方を楽しむことができます。ひとりで遊ぶ「ひとりでストローク」「チャレンジ」、友人や家族たちと集まって遊ぶ「みんなでGOLF ストローク&マッチ」、オンラインに接続する「オープンコース」「対戦部屋」「ホール争奪戦」です。

みんGOL

 オンライン接続で遊べるオープンコースはとくに推しているようで、ほかのプレイヤーがずらーっと大勢いるなかでホールを回れるそう。カートで走ったり、釣りをしたり、駆け巡ったり、ほかのプレイヤーとチャットをしたりと、ゴルフ場内で本当に遊んでいるかのようなライブ感を味わえます。また、オープンコース上では毎日イベントを開催するらしく、特定のコースをプレイするといいことがあったり、コース上に落ちているアイテムが日替わりで変更されたりするので、1日1回はプレイしたいモードです。ちなみに、本作のオンラインモードはグローバル対応。つまり、世界中のみんGOLファーと対戦できるようになっています。

嵐の中の大混戦 読者プレゼントをかけてみんGOL対決

 ここからは、8月19日に開催した『New みんなのGOLF』プレゼント争奪大会のレポートをお届けいたします。この大会では読者プレゼントであるNew みんGOLをかけ、ゲストチーム、電撃PlayStation編集部、アスキー編集部の3チームが発売前に実機対戦を繰り広げました。

出演者(敬称略)
・小林康秀(スマイルコネクト・イー)
・広橋涼(声優)
・道井悠(声優)
・吉田修平(SIE)
・西岡美道(電撃PlayStation)
・ルパン小島(電撃オンライン)
・つばさ(アスキー)
・ハッチ(アスキー)

みんGOL
広橋涼さん(左)、小林康秀さん(右)
みんGOL
左から「ゲストチーム」(道井悠さん:奥/吉田修平さん:手前)、「電撃PlayStation編集部」(ルパン小島さん:奥/西岡美道さん:手前)、「アスキー編集部」(ハッチ:奥/つばさ:手前)

 対決は3ホール制。チーム内で交互にショットし、最終的なスコアで優勝したチームに読者プレゼントとして「New みんなのGOLF」のソフト+「特別グッズ」を貰えます。各ホールスタート時にプレイヤー毎に「スロット」を回し、出た目によってホール状況などが変わる「スロットモード」での対戦です。

みんGOL
使うキャラは各チームの代表者を似せたマイキャラ。左から西岡さん(電撃チーム)、つばさ(アスキーチーム)、吉田修平さん(ゲストチーム)。吉Pのモデリングがそっくりすぎることに会場内でも大盛り上がり

1ホール目:PAR3

 下馬評ではゲーム専門ではないためか、不安要素の塊だったアスキーチーム。ハッチは初代みんGOLからプレイしていると言っているものの、つばさはほぼ初プレイ。第1ショットを任されたのはつばさ。期待と不安が入り乱れるなか、そこから飛び出したのは……。

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 ナイスショットでかっ飛ばし、見事グリーンに(ピンまで4.7m)。2番目のコースということで難易度も低めのため、グリーンもほぼフラットで、第2打目をハッチは無難にカップインでき、バーディ獲得。いい意味で期待を裏切ったのか、幸先よすぎるスタートでした。

みんGOL
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番狂わせとなった第1ホール目のスコア。プレイヤー1が電撃チーム、プレイヤー2がアスキーチーム、プレイヤー3がゲストチーム。アスキーチームはまさかまさかの単独1位発進

2ホール目:PAR4

 第1ホール目を1位通過したため、2ホール目はアスキーチームからスタート。しかし、最初に回すスロットで出たのは「ゲージの旗アイコン非表示」。ボールを打つ際に画面下に表示されるパワーゲージに旗アイコン(=ピンの位置)が表示されなくなるという悪い出目。ショットエリアからおおよその飛距離を自分で見極める必要があるのです。

みんGOL
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画面下のゲージに打つ場所の目標となるはずの旗が非表示に……

 動揺してしまったのか、1打目を打ったつばさはウォーターハザードに……。ペナルティで+1打カウントされてしまうため、第1ホール目のバーディを失う結果に(次に奇跡的なショットを打てれば話は変わりますが……)。

みんGOL

 ほかのチームに追いつかれ追い抜かれると思った矢先、ゲストチームにも事件発生。道井さんが放った第1打はアスキーチームを彷彿とさせるような弧を描きウォーターハザードに。これには道井さんも吉Pもがっくり。

みんGOL

 アスキーとゲストチームがウォーターハザードだったことで、会場内では電撃チームもウォーターハザードに入れる空気が(若干)流れつつも、そこはやはりゲームメディア。堅実なショットを披露し、フェアウェイキープ。

みんGOL
なお、西岡さんには「打つのが遅い」とツッコミが多数入っておりました

 結局、第2ホールを制したのは電撃チーム。堅実なプレイングはもちろん、パーショットではルパン小島さんが「トルネードカップでチップイン」を繰り出すなど魅せプレイを披露。

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電撃チームはスロットで「トルネードカップ」を引き当てており、これを見事に実行できたのです。右上ワイプでもわかるルパンさんの渾身のガッツポーズ
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波乱の第2ホール目のスコア。電撃チームはパーキープ。アスキーチーム、ゲストチームはウォーターハザードでペナルティを受けたものの、それぞれボギーで踏みとどまりました

3ホール目:PAR5

 最終ホールはロングホールであるPAR5。これまで第1打前に回したスロットの出目はひとつだけでしたが、最終ホールのみ出目が2つ。ロングホールという性質とスロットの出目によっては一発逆転に期待がかかります。

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電撃チームのスロットの出目。スーパー入力はともかく、チビカップ(カップのサイズが小さくなる)はパター時に相当なハンデ
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ゲストチームのスロットの出目。電撃チームとは打って変わって、デカカップ(カップのサイズが大きくなる)を引いたことでかなり有利に
みんGOL
アスキーチームのスロットの出目。まさかの「嵐」(天候が雨、強風)を引いてしまう……。ボールが飛びづらく、転がりづらいのでかなりテクニックを要求される不利な状況になりました

 電撃チームとゲストチームがショットするときは「晴れ」にもかかわらず、アスキーチームのときだけ「嵐」状態になることで、「アスキーだけ別のゲームしてる」と言われる始末。

みんGOL
ホール中央には林地帯。右からドローで回すのが定石ですが……
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風に流されたこともあり、林のなかにボールが……。いっそのことアンプレイアブルでペナルティを受けたほうがよかったのではという声も

 苦戦中のアスキーチームとは異なり、手堅い電撃チームは見事バーディ。ゲストチームは途中バタついたものの、ボギーでホールアウト。肝心のアスキーチームは、紆余曲折があったなかでボギー。あれだけ悪状況にもかかわらず、ボギーで切り抜けられたのは実力を評価するべきなのではないでしょうか。

みんGOL
会場内でもゲーム内でもうなだれていました
みんGOL
本大会の最終結果。1位は電撃チーム、2位はアスキーチーム、3位はゲストチーム

 見事優勝を飾った電撃チームには、電撃オンライン編集部と電撃PlayStation編集部に合計5本の「New みんなのGOLF」と「特別グッズ」が5セット送られました。読者プレゼントの詳細は、電撃オンライン(Web)と電撃PlayStation(紙面)をご確認下さいませ。

 電撃チームの優勝で幕を下ろした本大会は、予想以上に大盛り上がり。みんGOL初プレイだと言っていたつばさも「初心者でもナイスショットを出せたり、ほかの人のプレイを見ながら『ワー! ワー!』騒げたりと本当に楽しかったです!」とコメント。ハッチも「練習(イメージトレーニング)ではバッチリだったけど、本番は緊張しちゃった。New みんGOL発売後にまたチャレンジしてリベンジしたい」と意気込んでいました。

 今回の対戦レポートでもお伝えし、おわかりいただけたと思いますが、みんGOLはほかの人といっしょに遊ぶことで真価を発揮するゲームです。プレイに慣れ親しんだ人だけでなく、初プレイの人でも楽しめるようなゲームになっています。ひとりでプレイするときも、オンラインに接続すれば世界中のプレイヤーと遊べるのでおもしろさが広がります。今年の夏~秋にかけてPS4での注目タイトルのひとつだという理由を改めて実感しました。遊べる幅が広すぎて、止めどきを失う可能性すらあります。

 そんなNew みんなのGOLFは、8月31日(木)に発売。パッケージ版、ダウンロード版はともに5900円(税別)。20周年記念コースが2種類に加えて、追加コースシーズンパス、ホール内で乗れるカート(プレミアムタイプ)、限定コスチュームがまとめて入った「コースまとめてスペシャルパック」は9200円(税別)です。
 また、予約&早期購入特典として、パッケージ版/ダウンロード版には20周年記念コースとコスチューム(ウサギ)が、コースまとめてスペシャルパックでは更にコスチューム(ネコ)を入手できます!

みんGOL
20周年記念コースは、初代みんGOLのコースをPS4仕様にリメイクしたもの。BGMは原曲のままなので歴代シリーズファンにはたまらない内容とのこと
みんGOL
予約&早期購入特典などで入手できる20周年記念コースは、後日有料で配信されるものなので、早めに買えばもれなくもらえるということは非常にオトク

New みんなのGOLF
対応機種:PlayStation 4
発売日:2017年8月31日(木)
価格:
パッケージ版 5900円(税別)/ダウンロード版 5900円(税別)
コースまとめてスペシャルパック 9200円(税別)

■関連サイト
New みんなのGOLF
電撃PlayStationプレミアムイベント 2017 夏

©Sony Interactive Entertainment Inc.

提供:ソニー・インタラクティブエンタテインメント

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