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ローソン、業務効率化を目指して業務用タブレットと自動釣銭機導入

2017年08月14日 20時45分更新

タブレット端末(イメージ)

 ローソンは、8月28日から業務用タブレット端末を、11月1日から自動釣銭機と組み合わせた新型POSレジを全国のローソン店舗に順次導入すると発表した。

 タブレットは、「いつ、なにを、どのように」と店での業務内容を提示、商品陳列や清掃などの出来栄え基準が写真付きで表示されるなど、新人や経験の浅いクルーのマニュアルとしての活用もできる。

 また、各作業における店員ごとの習熟度や総合スキルを確認できるため、自己点検やモチベーション向上にも役立つとしている。

 そのほか、販売データに基づくカウンターファストフーズの調理時間と数量を店ごとにナビゲーションしてくれるので、ファストフーズの適切な販売管理がしやすくなるという。

新型POSレジ・自動釣銭機(イメージ)

 自動釣銭機と組み合わせた新型POSレジは、新人や外国人クルーのよりスピーディーな精算が可能となるほか、金銭授受の間違いがなくなり、店舗での金銭管理の効率も上がるとしている。

 さらに、POSレジ本体は従来の操作ボタンをすべてなくしたオールタッチパネル式を採用。現行のレジと比べて、カウンター上部への設置スペースをおよそ3分の1削減可能だという。

 そのほか、各種操作の簡素化や、クルーに操作ステップを案内するナビゲーション機能の強化、多言語化(日本語、英語、繁体中国語、簡体中国語など)を図り、誰でも迷わない操作を実現している。

 なお、これらの機器は人手不足への対応や複雑化する店舗業務の効率化を目指すために導入するという。

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