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一時代を築いたAdobe Flash、時の流れにその幕を下ろす

Adobe、「Flash」を2020年末で提供打ち切りへ

2017年07月26日 14時00分更新

Adobe News:FLASH & THE FUTURE OF INTERACTIVE CONTENT

 米アドビシステムズは現地時間の7月25日、「Flash」の提供を打ち切る方針を発表した。2020年末までに「Flash Player」の更新、配布を終了し、コンテンツ制作者に対し、よりオープンなフォーマットへの移行を促すとのこと。

 理由として、近年、Flashを利用するユーザーが大幅に減少しているためとしている。YouTubeやニコニコ動画といった動画配信サイトでは、Flash PlayerからHTML5 Playerに移行したニュースも記憶に新しく、HTML5やWebGL、WebAssemblyといったFlashの代替となる技術が成熟。ウェブ上でも多く使われている。

 また、今回の発表にあわせて、ウェブブラウザーを提供するMicrosoft、Google、Apple、Mozillaなども、Flashから代替技術に移行する方針を発表している。

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