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楽天Edy対応レザーストラップ「wena wrist leather」とステンレスバンド

ソニーが電子決済wenaストラップ単品発表、手持ちの時計で電子マネーが使える

2017年07月04日 09時00分更新

楽天Edyに対応する腕時計用のレザーストラップ「wena wrist leather」のワインレッド。予約受付は開始しており、12月下旬に発売を開始する。価格は9050円

 ソニーは7月3日、wena wrist(ウェナリスト)の新製品として電子マネー機能を搭載した、腕時計用のレザーストラップ「wena wrist leather」を発表、12月下旬に発売を開始する。価格は9050円。

 また、wena wristのステンレスバンドの単品販売を、7月11日より開始する。シルバーは3万6590円、ブラックは3万9830円。

受電不要、対応は楽天Edyのみ、ストラップ幅は3種類

 wena wrist leatherは、新開発の小型FeliCaモジュールをレザーストラップに内蔵。SuicaなどのICカードと同じように、充電やスマホとの連携は不要。しかしwena wrist leatherは、Suicaとは異なり公共交通機関の運賃決済としては使用できず、利用できる機能は楽天Edyの電子決済のみ。FeliCaモジュールは、IPX7相当の防水性能があるとうたうが、レザーストラップ自体には防水加工を施していないため、水や汗などで濡れると色落ちや染みになる恐れがある。

左からブラック、タウニーブラウン、ワインレッドの3つは植物由来のタンニンなめし、ホワイトは発色に優れたクロムなめしを使用

wena wrist leatherのために開発したFeliCaモジュール。従来のループアンテナは、曲げを加えると通信方向に対してコイル開口方向が分散し、通信特性が変化しやすいという問題があるが、新開発のモジュールは曲げを加えてもコイル開口方向が一致しているため通信特性が変化しにくい

ストラップはクイックリリース式のバネ棒を採用しているので、着脱がカンタンにできる。ストラップ裏には楽天Edyのロゴ

 ストラップ幅は、18mm(ブラック、ワインレッド、ホワイト)、20mm(ブラック、タウニーブラウン)、22mm(ブラック、タウニーブラウン)と3タイプを用意。ブラック、ワインレッド、タウニーブラウンはタンニンなめし、ホワイトはクロムなめしを使用しているという。

wenaの企画、開発を担当するソニー 新規事業創出部 wena事業室 統括課長の對馬哲平氏

FeliCaモジュールは、IPX7相当の防水性能があるため、水の中にいれても使用可能という実演。しかしレザーストラップは水の影響で、色落ちや染みになる可能性があるため、実際に水に入れた使用は推奨していない

wena wristのステンレスバンド、並びにエンドピースも7月11日より販売する

単品ステンレスバンド用にバンド幅変更用エンドピースを販売

 単品販売するステンレスバンドは既存のwena wristの機能である、電子マネー(楽天Edy、iD、ANA Skipサービス、QUICPay、ヨドバシカメラゴールドポイントカード、dポイントカード)、通知(着信やメール受信、SNS更新など)、活動ログを完備。既存のwena wristの「時計部分なし」ともいえよう。

 ステンレスバンドはバンド幅22mmだが、別売りで18mm、20mmのエンドピースを7月11日より発売する。そのため手持ちの腕時計につけることで、サイズに対応していればwena wristの機能を利用できる。エンドピースの価格はシルバーは3240円、ブラックは3456円だ。

ステンレスバンドの単品販売、シルバーは3万6590円、ブラックは3万9830円


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