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独自の戦略採用面接手法「T&Aメソッド」を取り入れたAI

AIが採用面接する「SHaiN」8月から優先利用申し込み開始

2017年06月29日 15時05分更新

 タレントアンドアセスメントは6月28日、独自の戦略採用面接手法「T&Aメソッド」を取り入れたAIによる採用面接サービス「SHaiN」の優先利用申し込みを受け付けると発表した。

 SHaiNは、企業が求める人物像や採用基準に基づき、AIが人間の代わりに採用面接を実施。候補者の資質を分析して診断結果データを提供するサービスだ。

 T&Aメソッドは、企業が求める人物の資質・能力を分析し、必要な能力要件のリスト(スキル・ディメンンション)を作成。スキル・ディメンションごとに面接時の質問を設計し、職務に必要な能力要件を引き出すための面接を実行。面接後、得られた行動例を根拠に候補者の資質・能力を討議し、複数の面接者の合議によって評価するというもの。

 同サービス提供により、従来の採用面接に費やしていた人件費や時間を削減することができるという。また、人間による採用面接で課題視されてきた評価のばらつきを改善し、採用基準を統一可能としている。

 さらに、SHaiNと連携したロボットやスマホで24時間場所を問わず採用面接ができることで、他社の選考とのバッティングや、遠方の学生の移動時間や費用による機会損失を減らせるという。

導入イメージ

 なお採用面接時のデータは、今後ビッグデータとして活用していく予定。さらなる採用効率の向上が期待できるとしている。

 優先利用申し込み受け付け開始は8月から。申し込み方法は公式ページから問い合わせられる。

サービス利用の流れ


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