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製造終了後最大10年間の長期サポートも

NEC、ビルの監視制御や病院で使われるWindows 10搭載PC発売

2017年04月10日 19時25分更新

 NECは4月10日Windows 10対応のファクトリコンピューター2機種を発売する。価格はFC-P33Wが29万2680円からで、FC-P28Xは24万6240円から。

 ファクトリコンピューターは、主にビル・公共施設の監視制御システムや病院のコールシステム、半導体や精密機械の製造・検査装置などに組み込まれる業務用機材。24時間連続稼働を支える信頼性や長期供給・長期保守を実現している。

 新機種はOSにWindows 10 IoT Enterprise 2016 LTSBを採用、機能アップグレードされない同一環境で安定した使用が可能となる。またWindows 10 IoT Enterprise 2016 LTSBは、特定のキーボードの入力無効化や指定外のUSBデバイスの接続制限など利用者の誤操作を防止するロックダウン機能も付いている。

 CPUは、FC-P33WにXeon E3-1225 v5プロセッサー(3.3GHz)、FC-P28XにCeleron G3900プロセッサー(2.8GHz)を搭載。サポートは製造終了後最大10年間となっている。サイズは幅90×奥行き373×高さ336mm。そのほかの主な仕様は以下のとおり。

主な仕様
メモリー:最大32GB
グラフィックス:インテル HD Graphics P530(CPU 内蔵)
ストレージ:ミラーリング機能搭載モデルは500GB HDD×2でミラーリング/シングルディスクモデルは500GB HDD
インターフェース:USB 3.0×8、D-sub×2、DisplayPort×3、RJ45×2、ステレオライン入力/出力、モノラルマイク入力

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