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リファレンスモデルを共同開発

スマホ不要のDaydream用ヘッドセットでGoogleとクアルコムが協業

2017年05月18日 20時00分更新

 クアルコムテクノロジーズは5月17日(現地時間)、Snapdragon 835 VRプラットフォームを搭載した「DaydreamスタンドアローンVRヘッドセット」のリファレンスデザインを、グーグルと共同開発すると発表した。同日から開催されている「Google I/O 2017」で明かされたもので、2016年秋に発表されたSnapdragon 820・821でのDaydream対応デバイスサポートに続く取り組みとなる。発売は今年後半の予定。

 グーグルでVRを担当する副社長のクレイ・ベーバー氏によると、リファレンスデザインはVRに必要なシステムをすべて組み込んだものとなり、対応PCやスマホなどの接続は不要。「WorldSense」という位置追跡技術が搭載され、カスタム仕様のカメラやセンサーが含まれる。このWorldSenseは外部機器なしで使えるという。

HTCとレノボからのリリースもアナウンス

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