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チョモランマ級の肉山

レベルMAXは驚愕の800g!肉と脂を食らう「肉汁麺ススム」

2017年05月06日 11時00分更新

肉汁麺レベルMAX

 「アキバ飯」と聞いて、皆さんは何を連想しますか?私はやっぱり、山盛りのがっつり漢飯を、まず思い浮かべます。

ジャンク通りでも、かなり目立つ外観です

 秋葉原はジャンク通りにある「肉汁麺 ススム」は、まさにそんなアキバ飯を体現したお店。「ヘルシーは大手に任せて、うちでは肉と脂を食べてもらいたい」と話す店長にぐっと心を捕まれました。

これでもかというほど肉推しの店内

平日で50kg、休日で75kg程の豚肉を毎日仕込んでいるそう

肉汁麺 レベルMAX(1980円)

肉汁麺 レベルMAX(1980円)

 というわけでさっそく頼んだのは、ススム至高の一品「肉汁麺レベルMAX」です。店舗では、メニューは全て4段階のレベルに分かれ豚肉の量を選べる仕様です。レベル1は豚肉130g。レベル2は200g。レベル3は270g……と、ここまでは70g刻み。そのあとはかなり飛びます。レベルMAXでは800gの特大盛りに超進化。まさに、肉のチョモランマ。 大変恐縮ですが、私の顔と比べてもこのボリュームです。

だいたい顔と同サイズの飯を喰らうって凄くないですか

 肉の山が築かれ、麺がまったく見えません。お肉は甘く濃いめの味付けで、脂質多めの豚バラ肉。かなりジャンクな味ですが、提供直前にバーナーで炙られているため、ところどころスモーキーな味が面白くて箸が進みます。ちなみに800gもあると中々麺に到達できないので、すぐに掘削を諦めて小皿を借りることをオススメします。まずは潔く、肉を別皿に預けましょう。

炙ってできるスモーキーな味がたまらない

 これで心置きなく麺に突入できます。極太の麺は、もちもちしていながらもスパッと噛み切れる気持ちいい食感。オリジナリティーを感じる面白い麺です。醤油ベースのスープは、麺とも肉とも相性抜群。

茹でる前の麺をじっくり拝見

 大切な卵をどう食べるかが悩みどころ。

たまごの手引き

 卓上には、オススメの食べ方について案内が置かれています。卵については3とおりの提案があって、これは悩みどころ。どれを選ぶかで味わいは大きく変わります。私のオススメはすき焼き風。生卵直落としも、黄身だけ乗せるのもいいけれど、TKG好きとしては、やはりこれでしょう。さらにメニューそのものの食べ方の手引きもあります。

ススム君、おすすめの食べ方

 肉汁麺自体の食べ方の手引きを見ると、白飯追加からスープを入れておじや風まで、奥深い楽しみ方があるようです。これは限界までお腹を空かして挑みたいところ。

 お次は、手引きの下段にある肉汁丼です。

肉汁丼 レベルMAX(1780円)

肉汁丼 レベルMAX(1780円)

 簡単に言うと、ラーメンの麺がそのまま白米に代わったメニュー。器の具にキムチが追加され、背脂スープも別皿でついてきます。想像どおりの安定の旨さ。肉と卵とご飯ですから、間違いようがありません。ラーメンと比べて、お米の甘さから比較的優しい味に感じます。お肉と一緒に食べるペースをコントロールしやすいのも、好印象。

肉汁つけ麺 レベル1-肉量100g(780円)

肉汁つけ麺 レベル1-肉量100g(780円)

 ススムにはつけ麺メニューもあります。ラーメンの麺とは見かけからして異なります。食べ比べてみるとと、もちもち感がアップして歯応えがありました。お肉のジャンク感は変わりませんが、スープも魚出汁が強いので比較的あっさり食べられるのがうれしい。個人的には、これがいちばん好みでした。

辛肉汁麺 レベル2(980円)

辛肉汁麺 レベル2(980円)

 最後にご紹介するのは、ピリリと辛い肉汁麺。注目は、なんといってもブレンドしたオリジナルスパイスの旨さ。山椒の香り高さと、唐辛子の舌が痺れるような辛さが最高です。私はこのスパイスの販売を熱望します。

 しかし甘口好きの私にはやや辛いので、やはりここは卵の力に頼りたいところ。すき焼き風に浸して食べると箸が止まらない、甘辛スパイラルが完成します。

 最後に、卓上の味変セットをご紹介。

豪華な卓上味変セット。特にカレー粉は味変パワー絶大

漬け物と紅ショウガ

 ジャンクな肉の山が800gともなると、さすがに味変が欲しくなります。卓上には漬け物や紅ショウガ、カレー粉など心強い味方がずらり。残り物をパックにして持ち帰ることもできるので、臆せず果敢に大盛りに挑戦することをオススメします!

お持ち帰りできます

 店舗では、店ではレベル1~2を食べてMAXを持ち帰るという強者も多いそうです。きっと持ち帰って数人でシェアするんでしょうね。私も宅飲みの差し入れに喜ばれるかな、なんて考えたりして。

本日も、ごちそうさまでした

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