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家族全員がネットを使いまくるタフな環境でもOK

11ac&ギガ光時代の新標準ルーター発見! エレコム「WRC-1900GHBK-S」

2017年03月21日 11時00分更新

11acやギガ光の環境がスタンダードとなりつつある昨今。新年度が始まる前に、無線LANルーターも対応機に買い換えよう!

巷はいつの間にか11acが定番! ルーターも対応機に変更だ

 最近は、デスクトップPCで有線LANを利用するより、ノートPCやタブレット、スマートフォンをWi-Fiで接続して利用する機会のほうが多くなってきた。さらにゲーム機も最近はWi-Fi接続が当たり前。ソフトもダウンロード販売が主流になってきているだけに、高速なWi-Fi通信環境の構築、すなわち5GHz帯に対応し、かつ11ac規格採用の無線LANルーターが必須といえる。

 とはいえ、どれを選べばいいのか迷ってしまうことも事実。じつはWi-Fiルーターを選ぶ前に、自宅の通信環境がどうなっているのか確認してみよう。最近は、最大1GBのいわゆるギガ光の通信プランがだいぶメジャー化してきた。自宅がすでにギガ光ならWi-Fiルーターもギガ対応に買い替えないと宝の持ち腐れだ。しかし、まだADSLだったらいくらWi-Fiルーターを高速タイプにしてもほとんど改善されない。まずはギガ光、少なくてもFTTHに切り替えることから始めよう。

 通信環境が整った上で、さあWi-Fiルーター選び。ピンからキリまでさまざまな製品が出てきているが、選ぶポイントとしては、自分の生活にあった製品にすることだ。家族で使うのか、一人暮らしで使うのか、住まいは広いか狭いか、家族で使うとしても、同時に接続する機会は多いのか……といった具合。

 一人暮らしでワンルームなら、そんなに性能が高くなくても十分だろう。しかしこれが、NetflixなどHD品質の動画配信サービスを家族一人一人がスマホで見ているとなると、せっかくのドラマが途切れてしまうこともありえる。これは、Wi-Fiの通信速度や帯域不足だけでなく、じつはルーターの性能が足を引っ張っている可能性も。そんな人には、コストで選ばず高性能な製品を選ぶのが賢い。

 そこで、筆者がオススメしたいルーターが、エレコムの「WRC-1900GHBK-S」。実売価格1万2000円前後で、性能も家族全員がネットを使いまくるタフな環境に応えてくれる。さっそく紹介しよう!

エレコムの無線LANルーター「WRC-1900GHBK-S」。アンテナ内蔵タイプで、とても薄くてコンパクト。色はブラックのみ

「WRC-1900GHBK-S」なら家族全員が一斉に使っても無問題な理由はこれ!

●最大通信速度1300+600Mbps(5GHz帯/ギガ対応)、3×4アンテナ
 11acに対応しているのはもちろん、5GHz帯の利用で最大通信速度1300Mbpsを実現(2.4GHz帯は最大600Mbps)。また、アンテナはノイズに強い独立型高精度内蔵アンテナを採用。2.4GHz帯と5GHz帯のアンテナが別になっているため、より感度が増している。送信用3本、受信用4本とすることで、複数の機器と同時に接続しても快適につながる。

5GHz帯と2.4GHz帯のアンテナを独立させたため、両立タイプに比べて感度がアップ

●家族みんなで使う際に威力を発揮する「デュアルコアCPU搭載」
 データの送受信時の処理を2つのコアを搭載したCPUで行なう。5GHz帯と2.4GHz帯同時使用でも分散処理できるので高速に動作。家族全員で使ってもデータ処理がネックになりにくい仕様だ。

デュアルコアCPUにより、5GHz帯も2.4GHz帯も同時に処理できき処理待ちを低減する

●高速処理の要「ハードウェアNAT対応」
 ネット上にあるデータを受け取るには、ルーターとつながっている複数機器のうち、目的の機器にだけ届けなければならない。そのときの行き先変換をNAT(Network Address Translation:ネットワークアドレス変換)と言う。コストを抑えた製品はこの処理をソフトウェアで処理しているが、本製品では独立したハードウェアで処理するため、データの滞りが最小限に抑えられている。

ハードウェアNATにより、パケットロスを抑えて高速スループットを実現

●すべてのLANポートが「ギガビット対応」
 いくらWi-Fiが速くても有線LANの部分がギガビット対応でないと、せっかくのギガ光回線を10の1程度しか使いこなせない。本製品は5つあるポートすべてがギガビット対応なので、ギガ光回線の能力をフルに発揮できる。

背面にあるLANポートはすべてギガビット対応

●「ビームフォーミングZ」でスマホに電波が届きやすい
 スマホの位置を把握して電波を届きやすくする機能「ビームフォーミング」にも対応。iPhoneやAndroidスマホの一部で、ビームフォーミングに対応した端末を使ったとき、電波を適切に届けるよう独自にチューニングしたシステムを搭載している。

ビームフォーミングに対応したスマホなら、より安定した通信が望める

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