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基盤のはんだ付けなど細かい作業にも適している

最大倍率280倍、接写や広範囲撮影に対応するデジタル顕微鏡

2016年11月10日 19時47分更新

 サンワサプライは11月10日、デジタル顕微鏡「400-CAM058」を発売した。価格は4万9800円。

 高さや凹凸のある被写体でも対応可能なデジタル顕微鏡だ。被写体に合わせてレンズの高さを0.8cmから15.9cmまで調整でき、接写だけでなく広範囲を拡大した映像も確認できる。被写体まで距離が取れるので、基盤のはんだ付けなど細かい作業をパソコンの画面で拡大しながら両手を使って行なえる。

 ボールジョイントを採用し、360度さまざまな角度に調整できる。パソコンとUSB接続して、専用ソフト上でピント調整などの操作が可能。レンズ部にLEDを8個内蔵しており、6種類のモードからLEDの光るパターンを選択して被写体に合わせてライティング調整が可能だ。

 専用ソフトではそのほか、静止画や動画の撮影などができる。また計測ツールで線、円形、長方形などの型を使用して被写体の測定が可能。フォーカス機能ではソフト内で、オートフォーカスやマニュアルフォーカスで調整できる。

手動でのライティング調整も可能

ボールジョイントと回転型コネクターで好みの位置に調節

食塩を撮影した様子

基盤を撮影した様子

植物の裏面を撮影した様子

 本体サイズはおよそ幅48×奥行き64×高さ150mmで、重量はおよそ306g。センサーは500万画素CMOSセンサーで、倍率は最大280倍(アスペクト比4:3の21.5インチ使用時)。撮影解像度は最大2592×1944。静止画保存フォーマットはJPEG、BMPで、ビデオ形式はAVI。インターフェースはUSB2.0。USBケーブル、スタンド一式、スタンド組み立て説明書、ドライバCD-ROM、取扱説明書兼保証書、キャリブレーションスケール、キャリブレーションパッドが付属する。

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