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星明かりでカラーが撮れる超高感度とワイドダイナミックレンジを両立

タムロン、超高感度&超ワイドダイナミックレンジ撮像技術を開発

2016年11月08日 13時26分更新

肉眼ではほとんど輪郭もとらえられない星明かりよりも暗い状態でカラー撮影が可能

 タムロンは11月7日、人の眼を超える超高感度と超ワイドダイナミックレンジを両立させる技術を開発したと発表した。

 星明かりよりも暗い0.003ルクスでのカラー映像の撮影が可能で、なおかつ140db(明暗差1000万倍)を超える幅広いレンジで低照度から高輝度まで階調表現が可能という。

高感度撮影では明るい光を受けるとオーバーフローしてしまいやすいが、超ワイドダイナミックレンジにより明暗の差が激しいシーンでも撮影可能

光学系/撮像素子/画像処理ともに独自開発の技術を投入したという

 技術の詳細はあきらかにされていないが、低ノイズ/広ダイナミックレンジのCMOSセンサーを独自開発し、効率的な結像光学系、画像処理を組み合わせたものとしている。監視カメラや無人自律走行車のカメラなど、多彩な用途が考えられる。

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