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ベッドが分離して車椅子に変形、ベッドから離れる生活を促進

パナソニック、離床アシストロボットの新モデル「リショーネPlus」

2016年10月07日 20時26分更新

リショーネPlus、利用イメージ(右上)/ベッド状態(左下)/分離状態(右下)

 パナソニックは10月7日、離床アシストロボット「リショーネPlus」を発表した。パナソニック エイジフリーより、特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームなどに向け2017年1月より発売する。

 ベッドが分離・変形して車椅子として利用できるもので、重介護度の方の離床を促進、介護スタッフの負担を軽減する介護ロボット。介護の現場では、ベッドから車椅子に移乗する際のの事故リスクや介護スタッフの腰痛などが課題となっており、現場ニーズの高いシーンに焦点を絞った商品。

 2014年に発売した前モデル「リショーネ」では、車椅子の配置がベッド右側に限定されていたため部屋の間取りでは使いにくかったが、組立時に車椅子の配置を左右で選べるようにした。また、カバー付きアームレストや背・足が連動する電動リクライニング、操作器を改良して音声ガイドや液晶表示で操作が見やすく、分離・合体操作を1人でも可能とした。

 サイズは約長さ2075×幅1009×高さ799~1079mm(車椅子合体時)。価格は90万円(税抜き、配送・組立費用別)。

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