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入って4秒でヴァーチャル化 VRCの人体用高速3Dスキャナーシステム

2016年10月04日 22時00分更新

 このシステムに入って、4秒ストップすると……。

 ご覧のように全身ヴァーチャル画像の出来上がり。

 こちらはCEATEC JAPAN 2016のベンチャー・ユニバーシティエリアに展示されていた、東京八王子のベンチャー企業VRCが開発、販売する人体用高速3Dスキャナーシステム『SHUN'X』だ。赤外線センサーと8台の一眼レフカメラで構成された、高さ約2.3メートル、面積6平方メートルの撮影装置だ。撮影時間はわずか4秒、3Dモデリングも3分以内で終了する。全身の3Dデータを作成し、さまざまなサービスへ利用が可能だ。

 全身のスキャンデータのほかに寸法の数値も測れるため、アパレル業界やフィットネス業界などで利用が想定されており、すでにウェディングドレスのフィッティングサービスで利用された実績を持っている。想定価格は600万円、連携するアプリケーション、サービスの提供なども行なっていく。イベントなどに合わせて、レンタルのリース契約にも対応する。2016年11月にウェブサイトをオープン予定で、導入に向けた発信をしていくとしている。

■関連サイト
VRC

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