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折り鶴が空を飛ぶ! アイデア製品も盛りだくさんのロームブース

2016年10月04日 17時30分更新

「ORIZURU Project 2016」の“ORIZURU”

「ORIZURU Project 2016」の“ORIZURU”

 CEATEC JAPAN 2016のロームブースで話題を集めたのは、「ORIZURU Project 2016」である。

 これは同社の小型・軽量の同社のデバイス(マイコンボード、無線通信IC、センサー、モータードライバー)を折り鶴に組み込んで飛ばすというもので、昨年のCEATECで1号機を飛ばせて話題を集めた。

「Lazurite Fly」という超軽量マイコンボードを搭載。モーターやバッテリーを組み込んでいる

「Lazurite Fly」という超軽量マイコンボードを搭載。モーターやバッテリーを組み込んでいる

女性の右腕に取り付けられたセンサーによって、ジェスチャー操作が可能

 今回はデバイスを2.1gまで軽量化し、飛行はもちろん、宙返りまでして見せたほか、操縦者の腕にセンサーデバイスを取り付けることでジェスチャー操作まで実現した。

ビール缶などに巻きつけ、乾杯を検知するデバイス。全国の乾杯状況をクラウドで管理するとのこと

ビール缶などに巻きつけ、乾杯を検知するデバイス。全国の乾杯状況をクラウドで管理するとのこと

レンタルサイクルなどの自転車のシェアを想定し、クラウドのデータと自転車のロックを連動させる装置

レンタルサイクルなどの自転車のシェアを想定し、クラウドのデータと自転車のロックを連動させる装置

郵便受けに充電の必要がないセンサーデバイスを取り付け、郵便物が投函されたらお知らせしてくれる装置

けん玉のボールの部分にセンサーを内蔵。うまくけん玉が収まったら音を鳴らす、というデバイス

 また、同社のデバイスを使った製品アイデアを募集した「ROHM OPEN HACK CHALLENGE」の優秀作品4点を展示。実際に体験できるようになっている。

このほか、農地の地質やがけ崩れの可能性などを測定できる土壌環境センサーなども参考展示していた。内蔵電池とソーラーパネルを搭載し、1年以上の測定が可能とのこと

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