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Dropboxの同期に対してOS側が意味不明なエラーメッセージ

Dropbox、macOS Sierraにおける問題点と最新バージョンを公開

2016年09月23日 15時36分更新

Dropboxへのファイル移動などでOS側がエラーメッセージを表示する

 Dropboxは9月20日、アップルの最新版OSであるmacOS SierraにおけるDropboxの動作不具合の発生状況と対処法を公開した。

 Dropboxによると、macOS Sierra(バージョン 10.12)においてDropboxを使用すると、Dropboxにファイル移動した際にOS側のエラーメッセージが表示されたり、Dropboxフォルダ内のファイルに不明な同期アイコンが表示されるなどのエラーが発生するという。これはmacOS Sierraで強化されたiCloud同期機能と競合していることが原因とみられる。DropboxではまずはDropboxを最新のバージョンに更新するほか、Dropboxフォルダをデフォルトの場所に戻すことを推奨している。

 また、不明なエラーメッセージが表示されることに関しては、Mac側でiCloudの通知を無効にするなどの対処を紹介している。Dropboxによると、最新のDropboxバージョンでも一部のエラーメッセージが表示されるなどの現象は発生する。

 エラーメッセージが表示されてもほとんどの場合はファイルの同期・保存は行なわれるという。ただし、特定のケースではデータの保存や同期が行なわれない場合もあり、これによりデータを失くした場合は早急にDropboxサポートに連絡することを勧めている。 

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