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オリンパスがフラッグシップモデル「OM-D E-M1 MarkII」を発表! 会場で実機チェック!

2016年09月20日 18時15分更新

 オリンパスは、ドイツ・ケルンで開催中の「フォトキナ 2016」に関連したプレス向けイベントにて、ミラーレスカメラのフラッグシップモデル「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII」の開発を発表しました。

オリンパスの最新フラッグシップモデル「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII」を発表

 「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII」は、2013年10月に発売された「OLYMPUS OM-D E-M1」の後継モデル。発表会では製品の特徴として「High-Speed Performance and new AF system」、「Mobility & Reliability」、「Excellent Image Quality」の3つをアピールしました。

連写速度は最大で60fps

AFポイントは121点ですべてクロスセンサーに

ビューファインダーもフレームレートは120fps、最短表示タイムラグは6msへ機能アップ

グリップが大型化し、バッテリーもモデルチェンジで大容量に。また、SDカードはデュアルスロットを採用

センサーは約2000万画素、TruePic VIIIを搭載し、5軸手ぶれ補正に対応

PROレンズシリーズとして「ED 25mm 1:1.2 PRO」と「ED 12-100mm 1:4.0 IS PRO」の2本もアナウンス

防滴ストロボの「FL-900R」をはじめアクセサリーも発表されました

前モデルとの比較。解像度は25%アップしています

 また、プレゼンテーションのあとにはデモ機の展示もあり、実機がチェックできました。外観のデザインコンセプトは前モデルからキープしていますが、グリップは大型化し、ホールドしやすくなりました。バッテリーも大型化され、撮影枚数もアップしているとのこと。

「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII」の外観

背面のディスプレーは回転二軸式に

ボタンの配列などはおおむね前モデルと同じ

ユーザーからのフィードバックをもとにグリップを大型化した

リモコン接続用の端子は正面から見て右側面に配置

SDカードスロットは2つ。RAWとJPEGの保存先を分けるといった使い方ができます

バッテリーの残量はパーセント表示も追加

左が「OLYMPUS OM-D E-M1」で右が「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII」

バッテリーも大型化し500mAhの容量アップ。右がE-M1用で左が新しいE-M1 MarkII用

アクセサリーのパワーバッテリーホルダー「HLD-9」を装着した状態

「ED 25mm 1:1.2 PRO」(左)と「ED 12-100mm 1:4.0 IS PRO」(右)

 発売は2016年末を予定。正式な価格発表はなかったものの、関係者によると前モデルが発売されたときよりは高くなりそうとのことです。

 筆者の取材用のメインカメラは「OLYMPUS OM-D E-M1」ですが、フォーカススピードやバッテリーの持ち、グリップのホールド感など使用していて気になっていたところがすべて解消されており、今すぐにでも買い換えたいと思わせる仕上がりでした。発売日や価格など正式な発表が気になるところです。

宮野編集長は「ボディーもレンズも全部買うのだっ!」と息巻いていました

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