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防水・防塵機能が活きてくる

iPhone 7はステレオスピーカーにも注目したい

2016年09月14日 18時00分更新

 iPhone 7/7 Plusにおけるオーディオ周りの話題といえば、やはりイヤフォンジャックの廃止でしょう。Bluetoothイヤフォンにするか、それともLightningイヤフォンにするか。Lightning to イヤフォンジャック変換コネクターでしのぐか。ワイヤレスの「AirPods」(1万8144円)の購入を考えている人もいるでしょう。

 それと比べるとちょっと目立たない変化かもしれませんが、iPhone 7/7 Plusはステレオスピーカー仕様になっています。底面のこれまでのスピーカーに加え、通話の際に利用するスピーカーも音楽再生に使用されるとのこと。

 これにより、ディスプレー上部、底面側のスピーカーから、音が左右のチャンネルに分かれて再生されるわけで、寝転がりながら動画を鑑賞する際などに便利でしょう。スマートフォンを囲んで音楽を聴かせあったり、ゲームを楽しんだりというときにも、効果を実感できると思います。

 特に注目したいのが、本体が防水・防塵対応であるという点です。とかく濡れやすいアウトドアでの利用、あるいは調味料や小麦粉などが飛び散ることも予想されるキッチンでの利用を考えてみましょう。音楽や動画を楽しむなら、本体スピーカーがステレオ化したメリットが活きてきます。水濡れによる故障は保証対象外とはいえ、利用したくなるシーンは増えそう。

防水・防塵対応がポイントになってくるのでは

 たとえばインターネット上のレシピを見たり、あるいはキャンプ場でアプリを使ったりというときにも、本体が濡れることにあまり気を使わなくていい。もちろん、落下による破損などには気をつけるべきですが。

 まだ実物を手にしていないので、音質そのものについてコメントすることはできませんし、Bluetoothスピーカーを利用するなどの手段もあるのは事実。しかし、有線接続やペアリングの手間なしに、これまでよりもよい音質が楽しめ、なおかつ濡れることを気にしなくていいのは、実は注目すべきポイントではないでしょうか。

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