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時間帯に合わせて画面の明るさを自動調整

楽天の防水電子書籍リーダー「Kobo Aura ONE」販売開始

2016年09月06日 18時00分更新

 9月6日から日本を含む10ヵ国で販売を開始した「Kobo Aura ONE」は、Kobo社が提供してきた電子書籍リーダーの中で最大かつ最薄となる最上位機種。ライトの色を徐々に変化させる“ナチュラルライト”は、自動調節機能をオンにすると就寝時間に合わせて昼光色からブルーライトを抑えたオレンジ色の電球色まで変化する。価格は2万4624円。

9月6日から販売を開始したKoboシリーズの最上位モデル「Kobo Aura ONE」

ナチュラルライトは時間に合わせて光源色と明るさが徐々に変化

 7.8型ディスプレーの解像度は1404×1872ドット(300ppi)で既発売の6.8型ディスプレーの防水モデル「Kobo Aura H2O」と比較してタテ約2cm、横約1.5cm大型化しているが、重量は約230gと3g軽量化している。本体はIPX8準拠の防水仕様で水深2m、60分までの水没に耐えるが防塵には非対応。

Rakuten Kobo Inc.会長の相木孝仁氏がプレゼン

 記者説明会にはRakuten Kobo Inc.会長の相木孝仁氏が登壇。「9月6日10時の販売開始から4時間で、今週末までの販売目標数を突破した」と反響の大きさをアピール。日本の電子市場がグローバルより急速に拡大している背景をふまえ、「ライバルの最上位機種と比較しても十分メリットが出るだけの製品だと考えている」と「Kobo Aura ONE」の競争力に自信を示した。

Rakuten Kobo Inc.プレジデント兼CEOのマイケル・タンブリン氏が製品の特徴などを解説した

 続いて登壇したRakuten Kobo Inc.プレジデント兼CEOのマイケル・タンブリン氏は「ユーザーとチームを組んでKoboに来社してもらい、開発チームへの協力を仰いだ」と、製品開発にKoboのユーザーが参加したことを解説。「Kobo Aura ONE」の特徴である“ナチュラルライト”に関しては「ブルーライトによる睡眠障害で眠れないのではなく、本がおもしろいので眠れないほうがよい」とリッチな読書体験のための機能と説明した。

水深2m、60分までの水没に耐えるが防塵には非対応

既発売の防水端末「Kobo Aura H2O(画像左)」とのサイズ比較


  Kobo Aura ONE
ディスプレー 7.8型E Ink
画面解像度 1404×1872ドット
サイズ 約195.1×138.5×6.9mm
重量 約230g
メモリー容量 約8GB
無線LAN 802.11b/g/n
外部ストレージ microSDHC
(最大32GB)
インターフェース microUSB
価格 2万4624円

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