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3キャリアのタフネススマホとタブレットを使い倒す

2016年08月08日 11時00分更新

 スマートフォンやタブレットは、これまで端末の薄型化と軽量化を追求して競い合ってきた。しかしその一方、防水や防塵、耐衝撃性能を追求してきた“タフネス”というカテゴリーに入るスマートフォンやタブレットの一派があり、根強い人気を集めている。

上がドコモ/パナソニック「タフパッドA2 (FZ-A2)」、右下からau/京セラ「TORQUE G02」、ドコモ/富士通コネクテッドテクノロジーズ「arrows SV F-03H」、ソフトバンク/京セラ「DIGNO F」

 筆者自身のこれまでの経験でも、ゲリラ豪雨でバッグに入れていたスマートフォンが水没したり、オートバイで立ちゴケしてスマートフォンが派手にダイブしてディスプレーが割れてしまったことがある。そう、スマートフォンやタブレットは壊れるときは非常にあっけないのだ。

 タフネススマートフォンやタブレットだって壊れるときには壊れるものだ。しかし、その限界値は一般的な端末よりはるかに高く設定されている。それに見るも無惨な傷が付いたとしても、その傷を勲章と思えばそのまま使うことだってできるはず。

 今回は、オススメの最新タフネススマートフォン3機種と、タブレット1機種を紹介する。夏真っ盛りのシーズンにアウトドアスポーツを存分に楽しむ予定があるユーザーは、それぞれの機種の特徴や基本スペックを比較して、自分に最適な1台を選んでほしい。

 なお記事中に防水性能を表わすIPX5、IPX8、防塵性能を表わすIP5X、IP6Xという用語が登場する。それぞれの性能の意味を下記表にまとめたので参考にしてほしい。

  • ■防水/防塵性能の意味■
  • 【IPX5】内径6.3mmのノズルを使用して、約3mの距離から約12.5リットル/分の水を3分以上注水する条件で、あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても、電話機としての性能を保つ

  • 【IPX8】常温で水道水かつ静水の水深1.5mの水槽に機器を静かに沈め、約30分間水底に放置しても本体内部に浸水せず、機器としての機能を保つ

  • 【IP5X】直径75μm以下の塵埃が入った装置に電話機を8時間入れて攪拌させ、取り出したときに電話機としての性能を保ち、かつ安全に維持する

  • 【IP6X】直径75μm以下の塵埃が入った装置に機器を8時間入れて攪拌させ、取り出したときに機器の内部に塵埃が侵入しない

 タフネス端末のカタログに掲載されている「MIL-STD-810G」は米国国防総省が定めた資材調達基準。「MIL-STD-810Gの14項目に準拠」とある場合は、14項目について端末メーカーが独自にMIL-STD-810Gに準ずるテストを実施したという意味になる。

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