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即スタンドになる自転車ペダル「Pelephant」資金調達開始

2016年08月02日 09時30分更新

 軽量化のためか、ロードバイクやクロスバイクには駐車用のスタンドが用意されていないものがほとんど。単に乗るだけならスタンドなしでもいいのですが、自立型の駐輪場を利用する際や出先でちょっと駐車したいときには、地面にそのまま横たえるか建物の壁や仕切りなどに自転車を立てかける必要があります。

 気軽に自転車を立てかけるとはいっても、建物や手すりにキズや自転車の汚れがつく可能性もあるため、マナーの面からも自転車を自立させるスタンドが欲しいところ。自転車に後付けのスタンドは各種ありますが、安定性の高いキック式スタンドは重く取り付け場所も限定されます。また、トピークの「FlashStand Slim」、ミノウラの「HPS-9 Get’A」などの簡易スタンドは、持ち歩いて駐車の際に取り付ける必要があります。

簡易スタンドになる自転車ペダル「Pelephant」

 クラウドファンディングIndiegogoで資金調達を開始した自転車用ペダル「Pelephant」は自立式スタンドに早変わりする自転車ペダル。スーパーアーリーバード枠の価格は49ドル(約5000円)で、資金調達に成功した際は、調達額の10%がWWF(世界自然保護基金)に寄付される予定です。

 「Pelephant」は、両ペダルの後部を足で踏むとマグネットで固定されていたスタンド部が展開する仕組み。“フォトフレンドリー”をうたうとおり、自転車自体を撮影する際自立させることを狙った製品ですが、ちょっとした駐車の際にも便利に使えそう。接地部はゴムで保護されています。

 ただし、駐車中にペダルやクランクを動かすと自転車が倒れる可能性も大。満載した荷物の重さにも耐えそうもないので、あくまで一時的な駐輪用という位置付けです。とはいえ、自転車へのスタンド後付けや簡易スタンド装着といった手間をかけず、停車時に即スタンドを展開して駐車できる手軽さが魅力。自転車のタイプに合わせて2サイズが用意され、出荷予定は2017年1月です。


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