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スマホで月の写真をお手軽に撮る方法

2016年06月02日 18時00分更新

 スマートフォンで月の写真を撮影して、InstagramやTwitterで共有したい――。あなたがそう考えたとしましょう。

 残念ながら、ほとんどの場合、うまくはいきません。スマホのカメラ機能の進化は著しいとはいえ、さすがに天体をくっきり写せるほどのズーム機能はありません。

 どうにか撮ってみたところで、黒い背景(夜空ですね)に、白い点(月ですね)がポツン。これは何の写真なんだ、と頭を抱えてしまうハメになります。

 じゃあカメラを買うか、というのもちょっと違う。スマホでさくっと撮影して、気軽に楽しみたいわけです。ちょっとフィルターをかけて、SNSにアップして、わあ、ステキ。これぐらいの気分でいいのに。

 というわけでエレコムの「スマホ天体望遠鏡(組立式) EDG-TLS001」の紹介です。

パッケージはこんな感じです

 光学約35倍のカートン(ダンボール)組み立て式の天体望遠鏡です。お手持ちのスマートフォンを接眼部にセットし、スマホ画面で観察できるというもの。高品質光学ガラスアークロマートレンズ(コーティング済み)を対象・接眼レンズに使用しています。

開封するとこうなっていまして、組み立てるわけです。必要なのはハサミだけ

 本体底面には三脚を取り付けられるねじ穴が付いています(※三脚は付属していません)。三脚を使わなくても撮影はできますが、利用したほうがグッと安定しますので、撮影の際は使用をオススメします。

完成しました。手前の部分にスマホをはめ込みます

 さっそく筆者も月の写真を撮ろうと組み立てました。しかし撮影日が、新月まであと5日、しかも早朝にならないと月が南の方角まで上ってこないという、ちょっといまいちな条件。満月を読者のみなさんにお見せしたかったのですが……はたしてうまくいくかどうか。

iPhone 6 Plusでもこれぐらいにズームした写真が撮影できました

 見ての通り、あっさり撮影できてしまいました。もちろん、クレーターも写っています。条件のよい日なら、土星の輪なども確認できるそうです。

 4~6インチまでのスマートフォンに対応しており、本体サイズはおよそ幅420×奥行き145×高さ180mm、重量はおよそ220g(組み立て後)となっています。

 価格は1万1858円です。気になった方は、ぜひ。

スマホで月のクレーターまでハッキリ見える最大130倍ズーム ELECOM スマホ天体望遠鏡(組立式) EDG-TLS001をアスキーストアで購入

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