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プラグ、素材、長さなどを決めて受注

KIMBER KABLE、受注生産の迫力あるヘッドフォンケーブル

2016年06月01日 17時00分更新

 ディーアンドエムホールディングスは6月1日、KIMBER KABLE製のヘッドフォン用ケーブル「AXIOS」の国内取り扱いを開始した。4月開催の“春のヘッドフォン祭 2016”でも参考展示していた製品。

 KIMBER KABLEは米国の高級ケーブルブランドとして知られる。2014年秋からソニー製ヘッドフォン向けバランス駆動用ケーブル「MUC-B20BL」なども供給している。なお完成品ではなく受注生産に近い販売形態をとっている。対象機種としては、以下の15製品が挙げられている。長さ、端子、プラグの木製部分の素材などを顧客が選んで注文すると、約2ヵ月後に製品が納品されるとのこと。

対応機種

Audeze:「LCD-X」「LCD-XC」「LCD-2」「LCD-3」「EL-8 Open」「EL-8 Closed」
Enigmacoustics:「Dharma D1000」
HiFi Man:「HE1000」
MrSpekers:「ETHER」「ETHER C」
Pioneer:「SE-MASTER-1」
Sennheiser:「HD800」「HD650」
Sony:「MDR-Z7」
Oppo:「PM-1」

 導体はOFHC(高伝導度無酸素銅)で、FEP(フッソ化エチレンプロピレン)を絶縁体に使用。これを片chにそれぞれ8本ずつ使用。メッシュやPVC等のジャケットで覆わずに、編み上げた状態を見せている。太さもあり、インパクトがあるルックスだ。

 プラグは3.5mmピンプラグ、6.3mm標準プラグ、3ピンや4ピンのバランスプラグなどを選択可能。例えば、ヘッドフォン側が3.5mmピンプラグ×2のアンバランスケーブルの場合、1.2mの価格は税抜9万500円。ヘッドフォン側が3.5mmピンプラグ×2のバランスケーブルの場合、1.2mで税抜10万9500円など。

 なお、HD800とD1000はこれより若干高くなる(1.2mアンバランスで税抜10万3500円)。ケーブル長は1.2m、2m、3mが選べる。

 プラグは金メッキ(アンバランス)、ニッケル(バランス)なども選べる。ジャックの木製部分は削り出しで、Gaboon Ebony、Red Palm、Zebra wood、Hondurus Rosewood、Bubingaの5種類がある。

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