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ウェザーニューズとエアロセンスの協力で

ドローンでゲリラ雷雨など局地予測や災害発生を監視する試み

2016年04月26日 16時44分更新

 ウェザーニューズは4月26日、ドローンによる気象観測ネットワーク構築を発表した。エアロセンス社との協力による。全国に8ヵ所あるエアロセンスのオペレーションセンターで運航するドローン(自律型無人航空機)にウェザーニューズの気象観測センサーを搭載し、低層域の気象観測ネットワークを構築する。

 ウェザーニュースはドローンにより、ゲリラ雷雨や霧など局地的な気象現象を監視したり、災害発生時の状況を把握できるようになる。一方、ウェザーニュースではエアロセンスがドローンを安全に飛行させるために必要な気象情報を提供できるという。

 2社では現在ドローンに搭載する観測センサーを選定・開発しており、今夏にも実証実験を予定している。実験終了後の第一段階では、大規模イベント開催時や首都圏の降雪など、社会的な影響が大きい事象が発生した際、ドローンによる気象観測を予定。以降、ドローンに段階的に観測センサーを展開したいとしている。

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