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クラウチングスタートがしやすく、複数人での練習も可能

KDDI、聴覚障がい者向けに陸上競技のスタートを光で知らせるアプリを配信

2016年03月28日 15時19分更新

「聴覚障がい者用陸上スターターアプリ」の提供を開始

 KDDIは3月28日、聴覚障がい者向けに陸上競技におけるスタート時の合図を光で知らせる「聴覚障がい者用陸上スターターアプリ」の提供を開始した。

 聴覚障がい者用陸上スターターアプリは、インストールしたスマートフォンを競技者の足元に置き、画面上でスタート時の合図を知らせることができる。これにより、スタート時までスターターピストルを目視しなければならず困難だったクラウチングスタートの体勢でスタート練習をすることが可能になる。

複数人での練習も可能

 スタートボタンを押すと、ランダムに設定された間隔で画面の色が変化してスタートまでの合図を知らせる仕組み。複数人での練習も可能なほか、スタート合図を送る「スターター」と合図を受け取る選手にわかれての練習もできる。Android 4.3以上のスマートフォンに対応し、価格は無料。

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