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今話題の機械学習を誰でも気軽に使えるクラウド環境で

ヒューレット・パッカード、機械学習機能をクラウドサービスで提供開始

2016年03月14日 15時02分更新

テキスト分析や画像認識、顔認識や音声認識といった機能が提供される

 米ヒューレット・パッカード(HP)は3月10日、機械学習を構築・利用できる「HPE Haven OnDemand」のサービスを開始した。

 クラウド環境で機械学習システムを構築して利用可能にするクラウドサービスとAPIのセットで、マイクロソフトのクラウド環境「Azure」の上で動作する。2014年より開発者向けにベータ公開されていたもので、これまで1万2750人の開発者が登録、各種機能やサービスのフィードバックがなされている。

 提供される主な機能は、文章からニュアンスなどを取り出すテキスト分析機能、高度なOCRや画像認識や顔認識、50以上の言語をサポートする音声認識、グラフ分析や予測機能など。金融やソーシャルデータといったビッグデータ分析として各種の用途に利用できるという。

 Azure環境であれば世界中から利用でき、1リソース/1万APIまではトライアルとして無料。有料版は1リソース/2万APIで10ドル/月(税別、リソースはシステムを専有するデータ容量・処理能力の消費量)。

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