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トークノート、ビジネスチャットにスタンプ導入 元LINE森川氏が必要性を説く

2016年03月07日 21時00分更新

 社内SNS『トークノート』は、チャット上でイラストでコミュニケーションができるスタンプ機能を2016年3月7日に発表した。スタンプはイヌやトリなど動物キャラクターをもちいた200種類。仕事上のコミュニケーションを重視し、「了解しました」、「承認」などといった仕事で使えるようなスタンプを用意している。

 また企業ごとで違う社内用語や文化、行動指針などを盛り込んだ、オリジナルスタンプを作成できる“スタイルスタンプ”も3月8日から提供開始する。スタイルスタンプの作成は40個1セットで40万円からとなる。

トークノート 小池温男代表取締役(左)、森川亮社外取締役

 3月7日に行なわれた発表会にはトークノートの小池温男代表取締役と、元LINE代表でトークノートの社外取締役を務める森川亮氏が出席。当初、ビジネスで使うものなのでトークノートのスタンプはなくても良いと導入に慎重だった小池代表に対して、森川氏は会うたびにスタンプをやったほうがいいと、勧めていたという。

 そんな小池代表がスタンプ導入を決意したきっかけは、森川氏とトークノート上でやりとりしていた際に、LINEでスタンプが飛んできたこと。ビジネスチャットのやりとりだけではわからない、行間の感情が伝わってきたという。たとえば仕事のミスで怒られたとき、自分のことが嫌いで言っているのかと不安になってしまうが、合わせてポジティブなスタンプを送られると安心する感覚が生まれる。社内コミュニケーションを円滑に、さらにすばやく伝えられるものだ、と森川氏とのやり取りで感じたという。

 そのほか、ほかの有料ビジネスチャットツールからの乗り換えで、最大で1年間トークノートの月額利用料が無料になるキャンペーン“のりかえ割り”を開始する。乗り換えに掛かるコストを負担する目的で、1年以上他社サービスを使っていた場合で最大1年間無料に、3ヵ月なら3ヵ月、無料となる。

■関連サイト
トークノート

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