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アスクルとマネーフォワードが業務提携 新サービスを共同開発へ

2016年03月02日 10時00分更新

 法人向け会計クラウドサービス『MFクラウド』などを提供するマネーフォワードと、オフィス用品の販売を行なう大手アスクルが新サービスの共同開発、展開することを目的に業務提携契約を締結したと2016年3月1日に発表。今後、2016年夏に向けて、法人向け、個人向けに新サービスを提供する。

マネーフォワード 辻庸介代表取締役社長CEO(左)、アスクル 岩田彰一郞代表取締役社長兼CEO

 法人向けに『MFクラウド for ASKUL(仮称)』を共同で開発。アスクルの顧客に対して、マネーフォワードが提供するMFクラウドをベースにしたサービスを提供する。アスクルのもつ140万超の顧客に対して、クラウド会計サービスを展開していく。価格は未定だが、「中小企業でも使いやすいように、安価なプライスで提供していく」(マネーフォワード辻社長)としている。実際、MFクラウドはライトプランで月額1980円で提供している。

 個人向けには日用品などのECサービス『LOHACO』の顧客に向けて、マネーフォワードの家計簿クラウドサービスを『LOHACO家計簿 powered by Moneyforward(仮称)』を開発して提供する。LOHACOのタイムセールやクーポンなどを提供、従来のマネーフォワードのサービスである、各銀行、クレジットカードの資産、入出金情報の表示などを使えるようにする。

 両社ともにクラウドサービスの利用を促進していきたいという理由から、今回の提携決定までは3ヵ月というスピードで進んだという。アスクルのユーザーに対しては、購買情報がそのまま会計、経費計算と自動連携してオフィス業務が自動化、改善される。そのようなクラウドサービスのユーザー体験を広めていき、マネーフォワード側としても新規ユーザーの獲得を狙っていくという。

■関連サイト
マネーフォワード
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