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ICAO、旅客機におけるリチウムバッテリー持ち込みの安全方針を発表

モバイルバッテリーの機内持ち込みは禁止? リチウムバッテリー持ち込み方針を変更、4月1日より

2016年02月24日 18時49分更新

ICAOの発表文

 ICAO(国際民間航空機関)は2月22日、旅客機が貨物としてリチウムイオンを輸送することを4月1日以降禁止すると発表した。

 ICAOは国際民間航空に関する原則を策定する機関。発火などの危険性があるリチウムイオンバッテリーの安全性に関する方針。「乗員・乗客の個人用電子機器のリチウムイオンバッテリーは除く」とあるため、スマホやノートパソコンに内蔵・装着されているバッテリーを取り外す必要があるわけでない。モバイルバッテリー製品が個人用電子機器の範疇に入るかどうかは不明で、航空会社それぞれの判断に委ねられると考えられる。

 海外旅行などでも重宝するモバイルバッテリー製品が持ち込み禁止になるかどうかは難しい問題だが、もっとも大きな影響を被るのは大容量のリチウムイオンバッテリー(バッテリー単体なので電子機器と言い張ることは難しい)を何本も併用するドローン利用者であるとも予想される。

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