2016年02月05日11時56分

冥王星では、氷の丘が今も動き続けている(かも)

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「地球の北極海にある氷山のように移動する」らしい

 冥王星といえば、太陽系で地球からもっとも遠い惑星「だった」。読者のみなさんも知っての通り、今は惑星ではない。

 2006年に開かれた国際天文学連合 (IAU)総会で、惑星の定義を定めるとともに「準惑星(dwarf planet)」という分類を新たに設けることが採択された。冥王星は、そちらに分類されてしまったのである。

 9番目の惑星があるかもしれないというニュースも世間を騒がせているが、そんな地球の人間たちの思惑とは無関係に、冥王星は今日も元気に活動中のようだ。アメリカ航空宇宙局(NASA)は2月5日、無人探査機「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」がとらえた写真を発表している。

 冥王星の「スプートニク平原」と呼ばれている部分の東側に、いくつもの丘が連なっているのが見られる。分析によれば、「窒素の氷海に浮かんだ水の氷山」なのではないかということらしい。時間をかけてゆっくり移動しているこの丘の連なりは、20キロメートルもおよぶ長さだという。

 SF作品などでは、地球との距離から「太陽系の最果て」のような扱いで描かれることの多かった冥王星。惑星ではなくなってしまった今でも、多くの人の興味を惹きつけてやまないミステリアスな存在なのかもしれない。

コジマ

kojima

1986年生まれ。オールドルーキーとして、生来の不器用さと異常なほどの心配性を周りからツッコまれつつ、取材や原稿などと格闘している。

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