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半熟玉子を殻の形を残したままスプーンでトロ~リと食べませんか?

カリオストロ伯爵の気分で玉子を食べられる!不思議なエッグカッター

2015年12月22日 14時30分更新

 こんにちは、ナベコでございます。

 なにを隠そう私は、アスキーでグルメネタなどを扱っている記者なのですが、長年疑問に思っているとある某アニメの食事シーンがありました。聞いてください!

カリオストロ伯爵の玉子の食べ方が気になる!

 宮崎駿監督のアニメ作品は「食事シーンがおいしそう」と定評がありますよね。ラピュタのシータがつくったシチュー、ポニョがほおばるラーメン。そんな中でもなんとなく印象に残っているのが、『ルパン三世 カリオストロの城』に登場する伯爵の優雅な食卓。

Image from Amazon.co.jp
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 言わずとしれた宮崎駿監督の名作『ルパン三世 カリオストロの城』では、敵役であるカリオストロ伯爵が中世の貴族よろしく、こんな豪勢な朝食をとっていました。私の拙いイメージ画ですが、こんな感じです。

 ……んと、本当に拙いですが……。

 テーブルの上に乗っているのは、厚切りのハム、そしてパンや果物なのですが、注目なのはコレ。

 本当に描写力なくて申し訳ないのですが、玉子です。

 どうやら、玉子がぴったり入るような器に盛られて殻が付いたままの玉子を、伯爵はスプーンで内部をすくって食べているのです。

「これいったい、どういう玉子の食べ方なんだろう?」

 と、潜在的に疑問を残したまま日々を過ごしていたのですが、先日、とある瞬間に解決したのです。

なるほど、専用の道具が必要なのか!

 グルメネタを書く記者なので、食関係の勉強は必須。なので、仕事中に『新米姉妹のふたりごはん』という、電撃大王から先日発売されたばかりのコミックを読んでいました。

柊ゆたか著『新米姉妹のふたりごはん1』(電撃大王)。親同士の再婚で、突然家族と“新米姉妹”のサチとあやり。はじめは困惑するけれど、一方は食べるのが大好き、一方は料理が大好きで、食事をとおして絆を深めるハートフルでちょっとおたんび、そして、読んでいるとお腹が空いてくるストーリー。

 すると……。

 まさに、殻付きのままの玉子を食べるシーンが登場したのです。

「これだー!」

 これぞカリオストロ伯爵がやっていた玉子の食べ方。

 『新米姉妹のふたりごはん』を読むと、これは“エッグカッター”という道具を使った食べ方。玉子をカップにいれたまま、いい感じに先端だけ割ることができるので、殻がついたまま内部をすくうように玉子が食べられるということ。

 そんなアイテムあったのですね!

 アマゾンでエッグカッター、もしくはエッグシェルカッターで検索すると1000円台から販売されていたので、「これは!」と買ってみました。

【次のページにエッグカッターが登場!】

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