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マルチディスプレー環境でもサクサク快適

H.265時代を乗り切る動画編集PC!コスパ良しの『MDV-GZ7711B』

2015年12月09日 17時00分更新

高画質動画の編集が快適でコスパも◎

『MDV-GZ7711B』

 高解像度撮影が可能なビデオカメラを買ったものの、素材が重くて編集が辛いという人に推奨したいのがマウスコンピューター『MDV-GZ7711B』だ。CPUに第6世代のCore i7、グラボにGeforce GTX960を備え、ギリギリ12万円台という安価な価格設定が魅力。CPUの基本処理性能が1世代前のモデルよりも向上しているため、動画や写真編集系アプリとの相性は抜群だ。

MDV-GZ7711Bなら2画面での動画編集もサクサク動作。片方にプレビュー、反対側にタイムラインなどを表示すれば作業効率も格段にアップすること間違いナシ

 たとえば、アドビの『Premiere Pro』などでは、GTX960による演算支援により、CPU内蔵GPUのみの時よりも処理を高速化できる。そのため、4Kの高解像度動画や最新の動画コーデックH.265の動画編集に挑戦したい人にオススメだ。実際に第4世代Core i7を搭載する従来機と比較したところ、H.265の動画変換処理速度は2割ほど向上していた。また、4K出力が 可能な外部出力ポートが多いため、液晶ディスプレー2枚を使ったマルチディスプレー環境を構築し、作業領域を広く使える点も見逃せない。家族との思い出の動画を思う存分編集したいといった人にぜひ選んで欲しい一台だ。

スペック
モデル名:MDV-GZ7711B
CPU:Core i7-6700(4コア/8スレッド、3.4~4.0GHz)
グラフィックボード:GeForce GTX960(2GB)
メモリー:8GB (PC17000 DDR4)
ストレージ:1TB HDD
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
インターフェース:DisplayPort出力×3、DVI-I出力、USB3.0×6、USB2.0 ×2、マルチカードリーダー、ギガビットLANほか
サイズ:190(W)×490(D)×410(H)mm
重量:約10.3kg
OS:Windows 10 Home(64ビット)
価格:12万4800円(税別)

動画処理で新旧力比べ

4K動画の書き出しは、CUDA搭載のGeForceを使った場合にGPU高速処理が有効になるアドビの動画編集ソフト『Premiere Pro CC 2015』で検証。

CPUはクロック的にはほぼ互角だが、世代が新しい『MDV-GZ7711B』の方が明らかに高速。CPUとメモリー周りの性能差だけで、これだけの差がついた。

HandbrakeでH.265変換速度を検証

Handbrakeで動画の出力時間を計測。第6世代コアのQSVは最新のH.265変換に対応しているため、明らかに従来機よりも変換速度が速かった。今後動画編集したいなら第6世代コア機がベストだ

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