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Xperia Z5はどこが変わったか 前機種からの強化点をチェック

2015年12月01日 12時00分更新

 「Xperia Z5」シリーズのレビュー2回目となる今回は、「Xperia Z5」と「Xperia Z5 Compact」の新機能やカメラ、音楽再生といった特徴について見ていこう。

左が「Xperia Z5 Compact SO-02H」、右が「Xperia Z5 SO-01H」

サラサラした手触りの新デザインに加えて
電源ボタン兼の指紋認証やキャップレス防水も搭載

 今回のXperia Z5シリーズで大きく変わったのは、表面処理などデザインイメージの変更と、指紋認証センサーの搭載と全体のデザインだ。

 これまでのXperia Zシリーズは光沢のあるガラスパネルが特徴だったが、Xperia Z5は磨りガラス風の「フロストガラス」を採用。従来の先進的なイメージから、ファッションにも合わせやすい落ち着いたデザインへと変化した。

奥の「Xperia Z4」は背面のガラスパネルに光沢が見える。一方、手前の「Xperia Z5」はすりガラスふうの“フロストガラス”で落ち着いた印象だ

 指紋認証センサーは本体側面の電源ボタンに搭載。スリープ解除と同時に指紋認証でロックを解除できる便利なものだ。ただ、ボタンが細長いこともあってか、指の端でボタンを押すと認識できないことがある。これを防ぐには、指紋の登録時になるべく指先の広い範囲を認識させておこう。

本体側面の電源ボタンに指紋認証センサーを搭載。スリープ解除と同時に指紋認証でセキュリティロックも解除できる

 iPhone 6sシリーズにはない機能として、IPX5/8の防水性能やIP6Xの防塵性能、おサイフケータイ、同梱のアンテナケーブルを使ったフルセグ・ワンセグの視聴(Xperia Z5 Compactはフルセグ非対応)にも対応している。フロントステレオスピーカー搭載で、動画の音声を聞き取りやすいのもうれしい。

IPX5/8の防水に対応。本体底面にはキャップレス防水のマイクロUSB端子やストラップホールが搭載されている

 Xperia Z3以前のユーザーなら、マイクロUSB端子がキャップレス防水になった点もチェックしておこう。Xperia Z4から搭載された機能だが、端子カバーを開閉しなくても充電しやすくなった。端子カバーの開閉で防水キャップが破損することも防げる。

→次のページヘ続く (前モデルとのスペックを比較

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