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ハンバーガーが1000円台と高級、だけどおいしい!

酒が飲めるモスバーガーの新業態「モス クラシック」は高いけどリピートしたくなる

2015年11月26日 18時00分更新

 昔、母親と手をつないで行ったモスバーガー。今でも、「ホッ」としたい時にはモスバーガーに立ち寄りたくなる。だが、大人になった私を癒してくれるのは、ハンバーガー以上にお酒。

 だから私は求めていたのだ、お酒がしっかり飲めるモスバーガーを。

千駄ヶ谷にモスの上位ラインのレストランが登場

 千駄ヶ谷に11月27日にオープンするモスバーガーの新業態『MOS CLASSIC(モス クラシック)』1号店。そこは私が切望していたお酒が飲めるモスバーガーだった。

 ハンバーガーをつまみにお酒というと、やや男性らしいジャンクな印象にきこえるかもしれないが、『MOS CLASSIC』のハンバーガーは通常のモスのハンバーガーとは異なる。さらに本格的につくりこまれていて、ポテトを添えたディッシュで提供。大人が腰を据えて食事を楽しめるハンバーガーレストランのメニューさながらである。

 厨房はオープンキッチンとなっており、大きなグリドルでこだわりの牛肉パティが焼き上げられ、ハンバーガーがつくられていく様子をカウンターから眺められる。子供のころから親しんだモスのハンバーガー、しかも一層プレミアムなものが目の前で手作りされて、歓喜の気持ちが湧かないわけながない。早く食べたい。

 ちなみに店内の装飾は、落ち着いた雰囲気の照明にナチュラルなウッド感ある素材がベース。カウンターのほかにもゆったりと座れるソファ席が用意され、厨房が見られるライブ感覚がありながら、くつろげる大人の空間になっている。

 

ビール、ワイン、洋酒と一緒にハンバーガーを

 これが代表メニューの『モスクラシックテリヤキバーガー』(1100円)。モスバーガーで人気のテリヤキバーガーをアレンジしたもので、分厚いパティと新鮮な具材をふんわりしたパンで挟んでいる。たしかに見た目からして、通常のモスバーガーとは異なる。たっぷり厚みがあり、ハワイアンレストランのハンバーガーのようだ。

 大人な私は上質なテリヤキバーガーをビールと一緒に食べる。ビアメニューにある『ハートランド生ビール』(550円)は、乾いた私の喉を潤してくれるステキな味わいだった。訪問日、すなわち内覧会の開催は昼だったが、日中に飲んでも気持ちがよくハンバーガーにぴったりだ。

 モスバーガーのテリヤキといったら、まさしく子供頃に最も愛してやまない味だった。『MOS CLASSIC』で私は、モスバーガーをビールと一緒に、ナイフとフォークできりわけながら食べる。大人な上質な時間がそこに流れている。

 ハンバーガーメニューは、テリヤキのほか『アボカドバーガー』(1150円)、『チリバーガー』(1100円)などがある。価格がやや高いのが、気になる人もいるだろう。だが、食べてみるとわかる。通常のモスバーガーのハンバーガーとは、明らかに数ランク上のもの。驚きがあるおいしさだ。ファストフードで食事をするのではなく、レストランで食事をすると考えると、この値段も納得できるだろう。

 ワインも置いてある。ハウスワインのグラス(400円)から、赤ワインであればカベルネ・ソーヴィニヨン、ピノノワールなど、白ワインであればシャルドネやブランなど複数種のボトルがラインナップされている。 

 ディナータイムには、生ハムハラペーニョや、ソーセージ シュークルートなどハンバーガー以外にもワインに合うアラカルト料理が用意されているので、ひとりでワインディナーを楽しみたい時にちょうどいいお店だろう。うむ、大人だ。

コーヒーは光サイフォンで注文が入ってから淹れる

 カウンターを美しい光の陰影を与えているのは、熱源が輝く“光サイフォン”。この『MOS CLASSIC』は、お酒が飲めるだけでなくおいしいコーヒーも別格だ。コーヒーは注文を受けてから光サイフォンで1杯ずつ淹れてくれる。

 ランチタイムには、ポテト、ドリンク付きのセットで『チーズバーガー』(1200円)、『キノコとクレソンバーガー』(1350円)、『トマトチキンバーガー』(1050円)などがある。価格帯がやや高いが、大人の時間を味わいたい人は、一度足を運んでみて損はないだろう。通常のモスとはまた違う上質感に、おそらくリピートしたくなるだろう。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

 以上、酒乱記者ナベコの酒飲み目線レポートでした!

『MOS CLASSIC 千駄ヶ谷店』
・グランドオープン:11月27日(金)10時
・住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷 1-8-11
・営業時間 : 10時~23時(L.O. 22:00)

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