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出力遅延のない 滑らかな描画が〝GPU Switch〞機能により可能に

第6世代Core&GTX970Mで15万円台!コスパ最強クラスなゲーミングノートPCの実力とは!

2015年11月25日 18時00分更新

高スペ要求ゲームも怖くない高スペック機

 今年は『Fallout4』を筆頭にPCゲームの当たり年だが、大作ゲームは半端なスペックのPCではマトモに動かない。ノートPCでも話題のゲームを快適に楽しみたいなら『NEXTGEAR NOTE i5710BA1』を検討してみよう。第6世代のCore i7とGeForce GTX970Mを搭載したフルHDゲーミングノートPCだ。

合計4基のUSB3.0のほか、HDMIとミニDisplayport×2、ギガビットLANなど薄型ボディーなのに豊富な機能を備えている。本体の液晶を加え最大4画面環境が構築できるのも◎。

発光機能付きキーボードは今の時代当たり前。付属ツールでマクロを登録すれば、ゲームの複雑なコンボ操作も楽勝だ。

 本機の見どころはCPU内蔵GPU出力とGeForceの映像信号出力をまとめる〝Optimus〟を使わずに、純粋なGeForceの出力だけを使用できる〝GPU Switch〟機能。信号を混ぜないため本体液晶への画面出力の遅延を最小に抑えることができるため、動きの速いアクションゲームはもとより、遅延や互換性が命取りとなるVRヘッドマウントディスプレーに最適な設計。実際に『Oculus Rift』で全天球動画の視聴は快適に行なえた。

映像はGTX970Mから直接出力され『Oculus』の動作も軽快。軽いゲームならアリかも。

いま話題の『Fallout4』もフルHD“High”設定で平均約58fpsまで出るため冒険や戦闘もサクサクと快適に進められた。    ⓒ2015 Bethesda Softworks LLS.All Rights Reserved

 しかし、Oculus社はデスクトップ版のGTX 970を推奨環境としているため、来年発売の正式版『Oculus』でゲームを楽しむなら、タイトルによってはやや力不足かも。一方、『Fallout4』は画質〝High〟&解像度フルHDの設定で48~62fpsと高フレームレートを維持できプレイは快適だった。一方で、HDD搭載機は読み込み時間の遅さが気になったので、BTOでSSDを追加するのがオススメだ。

スペック
モデル名:NEXTGEAR-NOTE i5710BA1
CPU:Core i7-6700HQ(4コア/8スレッド、2.6GHz、最大3.5GHz)
グラフィックボード:GeForce GTX970M(3GB)
メモリー:8GB(PC17000、DDR4)
ストレージ:500GB HDD
ディスプレー:15.6インチ(1920×1080ドット、141dpi)
サイズ:385(W)×275(D)×27(H)mm
重量:約2.5kg
OS:Windows 10 Home(64ビット)
価格:15万9800円(税別)

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