2015年11月01日20時00分

ローソンのプレミアムロールケーキから「焼き目」が消えた理由

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ローソン

 ローソンの『プレミアムロールケーキ』から“焼き目”がなくなっていることにお気づきでしょうか。

生地を焼いたあとにわざわざ焼き目をとっている

  今年6月、ローソンはコンビニスイーツブームの火付け役といわれている『プレミアムロールケーキ』を、2009年9月の発売以来初めてリニューアルしました。コンビニではかつてなかったスプーンですくって食べる上質なスイーツとして高い人気を保っていた商品ですが、発売から6年近くたち徐々に反応が落ち着いてきたというのが理由だそうです。

ローソン
写真左がリニューアル前、右がリニューアル後の『プレミアムロールケーキ』

 目に見える変化は、「焼き目がない」とうこと。通常、ロールケーキには焼き目がありますよね。これをなくすには、生地を焼いたあとに手で剥がすかカットするという作業が必要なわけです。製造時の手間がかかるのは想像がつきますよね!

ローソン

 そこまでして焼き目をなくして、味わいはどう変わったのでしょうか。

生地とクリームのこの上ない一体感

 プレミアムロールケーキはしっとり感を増やすために、生地を変更。水分を保持する力が強い上質なでんぷんをもつ北海道産小麦を取り入れました。クリームには、雑味がなく優しい甘みが特徴の北海道産ビートグラニュー糖を使用。

 試作の段階で、生地のしっとり具合とクリームの優しい甘さが、絶妙に調和すると思いきや……。

ローソンのプレミアムロールケーキ

両者のしっとり感が口の中で混ざり合わない

 そうなんです。生地がさらにしっとりして上質さが増した分、焼き目のわずかなアクセントが両者を隔てる壁のようになってしまったんです。通常のロールケーキであれば気にならないレベルだそうですけど。

ローソンのプレミアムロールケーキ

 そこで思い切って焼き目をとったところ……。

ローソンのプレミアムロールケーキ

クリームの水分が生地に移って いっそうしっとり感が増している……。クリームと生地の境がわからなくなるほどの一体感は今までにない食感!

 ポイントは一体感。焼き目がなくなったことで生地とクリームの質感の合わさり具合が最高潮になったのです。

 記者ナベコも新旧のプレミアムロールケーキを食べ比てみたところ、従来のプレミアムロールケーキでも十分においしかったのですが、リニューアル版のほうがプレミアム感が増した、と思いました。売りにしているクリームの上質な味わいが、新しいロールケーキの焼き目がなくしっとりした生地で、ギリギリのところまで生かされているなと。

 焼き目がないプレミアムロールケーキ、すごいです。

開発秘話をのぞけちゃうマンガ

 さて、そんなプレミアムロールケーキリニューアルのエピソードは、ただ今発売中のコミック『ひみつのローソンスイーツ開発室』で実話をもとに描かれています。

ローソンのプレミアムロールケーキ

 プレミアムロールケーキのリニューアルでは焼き目の問題のほかにも、まずはトレンド分析をし、試作を重ねたうえで覆面調査を行なうなど、様々な段階を経て完成に至っているのですね。ふだん何も気にせず「おいしー!」と食べていたスイーツにはこんな開発秘話があったと知ると、さらにおいしさが増します、本当の話。

ローソンのプレミアムロールケーキ
ローソンのプレミアムロールケーキ

 『ひみつのローソンスイーツ開発室』では、プレミアムロールケーキ以外の商品についても、人気のティラミスやマカロンなどローソンの人気商品の開発舞台裏をもとにしたストリーリー仕立てのマンガで描かれています。主人公が開発部の若手女子だから女性は共感するところが多いと思いますよ。日ごろローソンでスイーツをよく買っているという人には、間違いなくオススメ!

『ひみつのローソンスイーツ開発室』
・KADOKAWA メディアファクトリー コミックエッセイ
・著者:ハトコ
・定価:1000円(税別)

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