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FREETEL自信のフラグシップ機「SAMURAI 極」は税抜3万9800円! 6型WQHD、8コアCPUなど

2015年10月27日 18時55分更新

 FREETELブランドでスマートフォン/モバイルサービスを提供するプラスワン・マーケティングは都内で発表会を開催。同社初のフラグシップ級端末「SAMURAI 極(KIWAMI)」の詳細を公開するとともに、11月20日に発売すると発表した(11月16日予約開始)。価格は税抜3万9800円。

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FREETELのフラグシップ機「SAMURAI 極」が11月20日に発売!

FREETELが自信を持って送り出す
SAMURAI 極は最強クラススペックで税抜3万円台

 SAMURAI 極は限定生産・限定価格をうたって提供されるハイスペックな端末で、主なスペックは6型WQHD解像度のディスプレー、MediaTek製で2GHz動作のオクタコアCPU、3GBメモリー、32GBストレージ、2100万画素カメラ(イン800万画素)、3400mAhバッテリー、Android 5.1など。

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FREETEL史上最高の端末というアピールだ

 リリースおよび発表会中では、Galaxy S6との比較が行なわれており、同等またはそれ以上のスペックを搭載しながら、半額以下の価格であるとしている。

 また受注生産モデルとして「和柄」モデルも用意される(税抜5万9800円)。こちらは蒔絵風の模様が背面に施されており、絵柄の部分は凹凸がある。漆のような深みのある色合いを再現するため、多層塗りを行なったことで、重みがある印象を持つ。

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背面には指紋認証センサーも
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同じ6型ディスプレーのNexus 6(右)との比較。大型端末なのは間違いない
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こちらはさらに限定モデルの「和柄」
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触ると凹凸があるのがわかる

エントリーモデルのprioriシリーズに新モデル
スペックが若干上がって、税抜1万2800円

 逆にエントリークラスのLTE対応機として、「priori3 LTE」も11月発売が決定している(極と同じく11月16日から予約受付)。こちらは税抜1万2800円という価格が最大の魅力。発表会中では、価格あたりの「AnTuTu Benchmark」のスコアで、人気格安スマホ中で最高のコストパフォーマンスであることがアピールされた。

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低価格で人気のprioriシリーズが第3弾に

 こちらは4.5型FWVGA液晶(480×854ドット)に1GHzのクアッドコアCPU、1GBメモリー、8GBストレージ、800万画素カメラ(イン200万画素)、2100mAhバッテリー(交換可能)、Android 5.1など。エントリークラスの価格ながらドコモXiの3周波数や5GHzの無線LANにも対応する点も特徴的。

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コスパの良さを強調
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スペック的には決して高くないが、割り切って使える価格が魅力だ
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会場にはWindows 10 Mobile搭載で登場予定のKATANAシリーズも展示。部材の発注などは済んでおり、あとはWindows 10 mobileのRTM版リリースを待っている状態とのこと

本格的な海外展開も! まずはメキシコとカンボジアに進出

 発表会では、FREETELがSIMフリーキャリアとして活動していく上で必要なポイントとして「携帯端末」「SIM」「店舗」の3要素を挙げた。端末については今回紹介された2製品に加え、今月2日に発売した「SAMURAI 雅」の好調ぶりを紹介。

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3要素ともに力を入れていると語る増田薫CEO

 SAMURAI 雅は税抜1万9800円ながら、5型HD液晶、クアッドコアCPU、2GBメモリーなどを搭載する端末で、同社オンラインストアでは30分、量販店店頭では1日で初期出荷分は完売。この勢いは予想以上だったとのことで、年末商戦に向けてのさらなる増産を約束した。

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発売、即初回出荷分完売の雅は増産を約束
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主要キャリア並かそれ以上の新モデルをリリースしているとする

 SIMではドコモとのL2接続により、ユーザーの要望に応えられる新しいSIMの開発を約束。すでに提供されているiPhone専用SIM(App Storeからのダウンロードが通信量としてカウントされない)以外の新展開も予告した。

 また訪日外国人ユーザー向けのプリペイドSIMも発売予定で、WhatsAppやFacebookなど、外国人のユーザーが頻繁に利用するサービスについて、通信量をカウントしないといった内容を予定する。

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訪日外国人向けのSIMでは、彼らが頻繁に利用するアプリで通信量をカウントしないというサービスを展開予定

 通信の快適さも今後の回線増強によって維持していくとしており、11月にも増強すると9月時点の3倍の帯域になるという。

 海外展開も積極的に行なう。今回はメキシコの大手代理店、カンボジアのキャリアとの提携が公表されたほか、南米、北米、中東、シンガポールなどに拠点を置き、話し合いを進めている最中とのことだ。

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メキシコとカンボジアの提携先も加わり、国際色豊かな発表会となった

 こうした事業展開を支えるための基盤として、21.3億円の増資を行なったことも公表。同社CEOの増田 薫氏は「しっかりした資本も整えて、しっかりとしたサービスを提供していきたい」と語った。

 

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