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ついに登場したフルHD液晶端末 Xperia Z:Xperiaヒストリー

2015年10月03日 10時00分更新

 さぁ、ついにこの端末を紹介するときがやってきました。今までのXperiaの歴史を塗り替える1台になったといっても過言ではない『Xperia Z(SO-02E)』です!

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 ガラスの1枚板を思わせるボディーに、5インチの超高精細フルHD解像度ディスプレー、約1310万画素の新しいイメージセンサー“Exmor RS for mobile”を搭載しながら約7.9ミリという薄くフラットボディーに機能を凝縮したたフラッグシップモデルとして2013年はじめに発売されたのはまだ記憶に新しいですね。

 今回は、当時デザインにひと目惚れしてしまった外観についてお話します。

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 本体サイズは幅71ミリ×厚さ7.9ミリ×高さ139ミリで重量は約146グラム。

 画面サイズはついに5インチの大台に乗り、見た瞬間に「こりゃデカイ」というインパクトこそありましたが、スッパリと鋭角的に切り取られた薄いボディーのカッコよさが勝っていました。

 それまでの、何かしらの特徴をもたせていた本体デザインは一挙に様変わりし、正面のフロントパネルとリアパネルには耐性強化ガラスが使われ、完全に真っ平で凹凸のない両面ガラスのフルフラットなデザインを採用。リアパネルの耐性強化ガラスには反射膜加工を施して、周囲が映り込むほどの光沢感があります。

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 背面には積層型構造のCMOSイメージセンサー“Exmor RS for mobile”を採用した1310万画素カメラが搭載されており、フルフラットで7.9ミリという薄さを保ちながらカメラ部が飛び出していません。ひとつ前の『Xperia GX(SO-04D)』は、厚さが10.5ミリもあったのにカメラ部分が飛び出ていましたが……。

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 本体の周囲を囲むフレームには、自動車部品にも採用されているグラスファイバーの強化ナイロン樹脂を採用して骨格をもたせながら、サイドの4面には背面カラーと同色の増反射ハードコート層のポリカーボネートを採用するなどして、正面からみると鋭角的なデザイン、外側の四つ角はなだらかなラウンド形状という”Omni Balance Design(オムニバランスデザイン)”と呼ばれるデザインが生まれました。

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 そして、中にスピン加工を施してアルミの金属感そのままのシルバーの電源ボタンが正面からみると横に少し飛び出しており、平坦になりがちな『Xperia Z』のデザインに対して、大きなアクセントになっています。

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 デザインを重視するためか、SIMスロットやマイクロUSB端子、マイクロSDスロット、イヤホンジャックはそれぞれカバーで覆うスタイルとなっています。充電するたびにマイクロUSB部のカバーを外すという行為がとてつもなく面倒で、「Xperia Zもそうなのかー」とも思いましたが、なんと『Xperia Z』には専用クレードルが付属しており、クレードルに載せるだけで充電できるので、イライラすることがないというのはさらにステキなポイントでした。

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 海外発売のグローバルモデルと、国内発売のドコモ版『Xperia Z(SO-02E)』との違いにも触れておきましょう。

 『Xperia Z(SO-02E)』には、背面のカメラの横に赤外線ポートが付いていたり、ワンセグチューナーが内蔵されていたりと仕様に違いがありますが、外に飛び出すアンテナがあるわけではないので、外観上はグローバルモデルとはほぼ違いはありません。

 あ、ディスプレーの上部に“Xi”のロゴがデデーンと入り、グローバルモデルでは上部にあったSONYのロゴが下に移動しているのはお約束でしたね。 

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 背面に強化ガラスを使って両面合わせて7.9ミリという薄さを維持したままフルフラットなデザインを実現したことに加えて、フレームの細長い部分にもパネルを入れるというこだわり、あえてアクセントとしたアルミの電源キーのデザインはかなり洗練されており、目に見えるガラスの光沢感や透明感、アルミの金属の質感、そして、少しヒンヤリとしたボディーを手にした触感から所有欲を満たしまくってくる『Xperia Z』。

 そして、念願のフルHD解像度(1920×1080ドット)の高精細かつ鮮やかな液晶を操作しているだけで、『Xperia Z』の魅力に惹かれてしまったのでした。

●関連サイト
ソニーモバイル

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