2015年09月05日10時00分

1万5000円台のデル製デュアルディスプレーアーム『MDS14』が快適すぎてヤバイ

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 PCの作業効率を上げる手軽で実用的な解決法は液晶ディスプレーを2枚、つまり“デュアルディスプレー”化することだ。片方でゲームや作業をしつつ、もう片方でSNSのタイムラインやウェブの情報をずっと表示させておくといった使い方が定番。だが2台の液晶をそのまま並べると位置合わせが面倒だし、背面やスタンド部がいまひとつスッキリしない。

 これを解決するには2画面対応のディスプレーアームを導入するのが一番だが、価格と組み立てやすさの両立が難しい。しかし、これを絶妙なバランスで達成しているのがデル製のVESA対応デュアルモニタスタンド『MDS14』だ。Amazonでの販売価格は1万5358円。24インチ液晶を2画面固定可能な製品としては特に最安という訳ではないが、後述する組み立て安さや安定感を考慮すると、これがベストバイといってよいだろう。

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↑24インチ液晶を2枚横に並べて配置できるディスプレーアーム『MDS14』。デル製液晶のみならず、普通のVESAマウント対応液晶でも利用できる。

 MDS14のセットアップは驚くほどシンプルだ。どっしりとした台座と、2枚の液晶ディスプレーを支えるネックを合体させ、ボルト1本で連結するだけ。2画面以上対応のディスプレーアームは机の天板にクランプで固定するタイプのものが多いが、机の設計によってはクランプがしっかり固定できない上に、設置場所が机の端に限定されてしまう。

 しかし、MDS14はクランプを必要としないのでレイアウトの自由度が非常に高い。ベース部分は幅66.6cm×奥行き31cmと大きいが、そのぶん安定感は良好。アーム1本あたりの耐荷重は約6.5kg、両方で最大13kgの精密機器を支えるのだから、これくらいの安心感はあって当然だろう(耐荷重はAmazonの製品情報によるもの)。

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↑安価な2画面対応アームだとパイプにマウントに……とパーツが多くなるが、MDS14はベースとネックの2つだけ。
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↑組み立てはベースとネックを合体させて、底面の手回し式ボルト1本を締め込むだけの簡単さ。場所さえ確保できれば、組み立てに10分もかからない。

 液晶の固定方法はデル製液晶ではおなじみのクイックリリースマウントか、汎用性の高いVESAマウントを選択できる。今回試用したサンプルにはVESAマウントが入ってなかったため試せなかったが、液晶裏に100mm×100mmのVESAマウントホールのあるディスプレーなら問題なく取り付けられるはずだ。

 ちなみに、MDS14には液晶を90度回転させるピボット機能はないが、液晶との連結部(クイックリリースやVESAマウント)のプレートを外し、90度回転させて再度取り付けることで液晶の縦置きにも対応できる。

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↑液晶と連結する部分はデル製液晶ではおなじみの構造。上下左右への首振りは可能だが、回転は非対応。ただし、マウント金具を90度回転させて固定しなおせば液晶の縦置きも可能だ。
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↑デル製液晶ディスプレーの場合、液晶裏側に4本のツメが入るようになっているため、これをMDS14側のツメに合わせるように入れてやると、ワンタッチで入る。2画面のセットアップなら20分もあれば終了するのは非常に手軽。

  液晶を固定する部分はそれぞれ独立して上下左右への位置調整および首振りに対応している。調整時に工具でボルトを緩めて……と面倒な作業が発生するディスプレーアームもあるが、MDS14では一切不要。一般的な液晶のスタンドにのように、あまり力をいれなくても位置や角度調整は簡単だ。

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↑高さ調整は最大11cm、前後方向の角度(チルト)は最大20度~最小-4度。写真はチルトを最も大きくとり、液晶ディスプレーを一番上と下に調整した状態の比較。

 今回は同じデル製の23.8インチフルHD液晶ディスプレー『U2414H』2台と組み合わせてみたが、液晶の上下位置や角度をピッタリ“ツライチ”にした3840×1080ドットのデスクトップはまさに壮観。しかもU2414Hの液晶ベゼル幅が約6mmと細いため、ほぼ継ぎ目無しの極上環境ができ上がった。もちろん予算が許せば、24インチの4K液晶2枚、水平方向のみ擬似8K環境も構築可能だ。

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↑さっそくWindows 10搭載PCでテスト。フルHD×2画面なので解像度的には4K液晶1枚に負けるが、文字の見やすさやサラウンド感は圧倒的にこちらが上。
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↑今回使った『U2414H』はベゼルが非常に狭いため、画面の継ぎ目が全然気にならない。MDS14との相性はまさに最強だ。
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↑液晶のベゼルをピチッとツライチにしやすいのもMDS14のメリット。

 また2枚の液晶の間を奥に凹ませるように配置すれば、視線を左右に振っても見やすいうえにサラウンド感も増すなど、シングルディスプレー環境とはまた違った快適さがある。高級ディスプレーアームに使われている油圧アーム式ではないため、ディスプレーの配置自由度はそれほど高くないが、MDS14は2台の液晶をスッキリ&カッチリとまとめ上げるのに必要な機能を過不足なく備えている。機能的なデュアルディスプレー環境構築を考えているなら、MDS14の導入を考えてみることをオススメしたい。

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↑片方でゲームを遊びつつ、もう片方でSNSや攻略情報を追跡できるのもデュアルディスプレー環境の大きな強み。
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↑ベースの手前部分が凹んでいるのだが、凹みにキーボードが入るならもっと使い勝手が向上したのに、と残念でならない。今回使ったキーボード(ロジクール『G310』、幅約390mm)だと左右に2~3cmほど余ってしまう。

■関連サイト
デル MDS14製品ページ

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