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新dynabookはWindows 10&Cortana対応モデルが14機種登場 Skylake搭載PCもアリ

2015年09月03日 18時00分更新

 東芝は先月発表した『dynabook N29/TG』と『dynabook N40/TG』に続く2015年秋冬モデル第2弾のラインアップを発表しました。

 最新モデルはノートPCは7機種、デスクトップPCは5機種、タブレットは2機種の合計14機種。OSは全モデルWindows 10 Homeを採用し、現在Insider Preview向けに配信中の音声認識機能“Cortana”や同社のボイスレコーダーアプリ“TruRecorder”を快適に使うためのデュアルマイクを搭載しています。

ノートPCにはSkylake搭載モデルも登場!

『dynabook T95/TG』
●9月18日から順次発売予定
●予想実売価格 25万円台前半

dynabook

 2015年秋冬モデルで唯一、第6世代Core(開発コードネーム:Skylake)を搭載した15.6インチ4K解像度(3840×2160ドット)タッチ対応液晶搭載ノートPC。

 基本スペックは、Core i7-6700HQ(4コア/8スレッド、2.6GHz、最大3.5GHz)、8GB(4GB×2)メモリー、1TBのハイブリッドHDD。夏モデルと比べると筐体は変わりませんが、HDMI出力端子が2.0規格に対応。対応ディスプレーに4K解像度(60Hz)での出力が可能になりました。付属オフィスは『Office Home and Business プラス Office 365サービス』です。

『dynabook T75/T』
●9月18日から順次発売予定
●予想実売価格 21万円前後

『dynabook T55/T』
●9月18日から順次発売予定
●予想実売価格 17万円台前半

『dynabook T45/T』
●9月18日から順次発売予定
●予想実売価格 14万円前後

dynabook

 dynabook T75/Tは厚さ23.5ミリの15.6インチフルHD液晶(1920×1080ドット)を搭載するスタンダードノートPC。CPUはCore i7-5500U(2コア/4スレッド、2.4GHz、最大3GHz)で、メモリーは8GB、ストレージは1TBのハイブリッドHDD。ブルーレイディスクドライブを搭載し、高精細な映画の鑑賞なども可能。

 T55/TはT75/Tに対して、CPUをCore i3-5015U(2コア/4スレッド、2.1GHz)、メモリーを4GB、ストレージを1TBのHDDにしたモデル。T45/TはT55/Tに対して、ディスプレー解像度を1366×768ドット、CPUをCeleron 3215U(2コア/2スレッド、1.7GHz)、ドライブをDVDスーパーマルチドライブにしたモデルで、T75/TとT55/Tのバッテリー駆動時間が公称値約5.5時間なのに対し、T45/Tは約7時間となっています。

 なお、カラーバリエーションはT75/Tがリュクスホワイト、プレシャスブラック、モデナレッド、サテンゴールドの4色。下位の2モデルはリュクスホワイト、モデナレッド、サテンゴールドの3色になります。

『dynabook T67/TG』
●9月18日から順次発売予定
●予想実売価格 18万円台後半

dynabook

 同社のスタンダードノートPC製品群の中では最大となる17.3インチフルHD液晶(1920×1080ドット)を搭載。CPUはCore i5-5200U(2コア/4スレッド、2.2GHz、最大2.7GHz)、メモリーは4GB、ストレージは1TB HDD。本体カラーはサテンゴールドの1色となります。

『dynabook T54/TW』
●10月下旬発売予定
●予想実売価格 16万円台前半

dynabook

 14インチ1366×768ドット解像度ディスプレーを搭載。重さは約1.98kgとサイズの割りには軽め。CPUはインテルCore i3-5015U(2コア/4スレッド、2.1GHz)で、メモリーは4GB、ストレージは750GB HDD。価格が抑えられたモデルでもありますが、ほかのTシリーズと同様、内蔵スピーカーでのハイレゾ音源再生にも対応しています。また、カラーは同社PCのメインカラーであるサテンゴールドはなく、リュクスホワイトのみになります。

『dynabook N61/TG』
●9月18日から順次発売予定
●予想実売価格 10万円台後半

dynabook

 360度回転ヒンジを採用した2in1ノートPC。ディスプレーは11.6インチ液晶(1366×768ドット)で、4GB(2GB×2)メモリー、500GB HDDを搭載。従来機種からはWindows 10 Homeになった以外にデュアルマイクの搭載、CPUがCeleron N3050(2コア/2スレッド、1.6GHz、最大2.16GHz)にアップグレードされています。本体カラーはサテンゴールドのみ。

手書きタブレットは10.1インチモデルにWindows 10がプリインストール

『dynabook Tab S90/TG』
●10月下旬発売予定
●9万円台後半

『dynabook Tab S80/TG』
●10月下旬発売予定
●8万円台半ば

dynabook
↑タブレット本体。
dynabook
↑S90/TGには付属するBluetoothキーボード。

 アクティブ静電結合方式のデジタイザーペンが付属した10.1インチタブレット。スペックは、ディスプレーは10.1インチWXGA解像度(1280×800ドット)、Atom Z3735F(4コア/4スレッド、1,33GHz、最大1.83GHz)、2GBメモリーを搭載。Windows 10 Homeがプリンストールされたことと、付属オフィスが『Office Mobile』になったこと以外に変更は特にありません。なお、S90/TGはS80/TGには付いていないスタンドになるBluetoothキーボードが付属します。

デスクトップPCは全機種・液晶一体型PC

『dynabook D81/TB』
●9月18日から順次発売予定
●予想実売価格 25万円台前半

『dynabook D71/TB』
●9月18日から順次発売予定
●予想実売価格 23万円台後半

『dynabook D51/TW』
●9月18日から順次発売予定
●予想実売価格 17万円台後半

dynabook
↑dynabook D81/TB。

 21.5インチサイズで3波対応Wチューナー付きの液晶一体型PCは全3種類登場。どちらもオンキヨー製ステレオスピーカーを搭載し、ハイレゾ音源の再生にも対応しています。

 D81/TBはディスプレーはフルHD解像度のタッチ対応液晶、CPUはCore i7-4710MQ(4コア/8スレッド、2.5GHz、最大3.5GHz)、メモリーは8GB、ストレージは3TB HDDを搭載。今スグTVもプリインストールしています。

 一方で、D71/TBはD81/TBのディスプレーのタッチ機能をなくして、HDDを2TBにしたモデル。D51/TWはD71/TBに対して、CPUをCeleron 3215U(2コア/2スレッド、1.7GHz)、HDDを1TB、ドライブをDVDマルチドライブにしている。なお、本体カラーはD81/TBと/D71/TBがプレシャスブラックのみ、D51/TWがリュクスホワイトのみ。

『dynabook D61/TB』
●9月18日から順次発売予定
●予想実売価格 21万円前後

『dynabook D41/TB』
●9月18日から順次発売予定
●予想実売価格 16万円前後

dynabook

 D61/TBはD71/TBから、D41/TBもD51/TBからそれぞれ3波対応Wチューナーを除いたモデル。テレビはあまり見ないけれど、家に置きやすくオーディオ機器としても活用できるPCを探している方にオススメ。本体カラーはどちらもプレシャスブラックのみ。

 より多くの人のニーズに応えられるようにノートPCの液晶サイズを細分化し、価格設定も多様化してきた東芝。自分や家族のPCをWindows 10プリインストール機に買い換えようと思っている方は、ぜひチェックしてみてください。

●関連サイト
dynabook.com

 

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