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究極のタブレット現る!プロジェクター&2560×1600ドット液晶を搭載したYOGA Tab 3 Pro:IFA 2015

2015年09月03日 08時30分更新

 レノボはプロジェクターを内蔵したタブレット『YOGA Tab 3シリーズ』を発表した。円筒バッテリーに折りたためるスタンドを搭載した従来機のYOGA Tabletから名前を一新。従来機では13.3インチのYOGA Tablet 2 Proのみ採用していたプロジェクターを標準で搭載する。

YOGA Tab 3 Pro

YOGA Tab 3

 10.1インチ(2560×1600ドット)液晶を搭載したタブレット。CPUはCherry Trail世代のAtom x5-Z8500(4コア/4スレッド、1.44GHz、最大2.24GHz)を採用。メモリーは2GB、ストレージは16GBまたは32GB eMMC。OSはAndroid 5.1。バッテリー容量は10200mAhで、約18時間駆動を実現する。

 プロジェクターの投影レンズは、YOGA Tablet 2 Proでは円筒バッテリーの左端に備わっていた。しかし、今回は可動スタンド部分に内蔵されているため、画面を上にしてスタンドを立てると、ちょうど壁面に投影できる位置になる。そして、70インチの大画面で動画や写真を天井や壁に映し出して楽しめる。

YOGA Tab 3

 スタンド中央には従来機と同じく、フックなどに引っかけて壁掛けが可能な穴が空いている。画面は自動で180度回転し、このときプロジェクターの投影レンズは正面を向くので、対面の壁に映像を投影できるようだ。

 通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0。また、3G/LTE対応のモバイル通信が利用できるモデルも販売される。加えて、JBLの高音質スピーカーを内蔵し、立体的な音響空間を再現するDolby Atmosにも対応する。サイズは247(W)×4.68(D)×179(H)mm。

 販売は2015年11月から開始。価格はWiFiモデルが349ドル(約4万2000円)、LTE対応モデルが599ドル(約7万2000円)。

YOGA Tab 3

YOGA Tab 3

 10.1インチ(1280×800ドット)または8インチ(1280×800ドット)液晶を搭載したタブレット。CPUはどちらもQualcomm APQ8009(1.3GHz)を採用。メモリーは1GB、ストレージは16GB eMMC。OSはAndroid 5.1。通信機能はIEEE802.11b/g/n、Bluetooth4.0。また、3G/LTE対応のモバイル通信が利用できるモデルも販売される。

 プロジェクターの投影レンズはYOGA Tab 3 Proと異なり、前面の左下部に備える。バッテリー容量は10.1インチのモデルが8400mAh、8インチのモデルが6200mAh。10.1インチモデルのサイズは253(W)×3.5(D)×185(H)mm。8インチモデルのサイズは210(W)×7(D)×146(H)mm。

 8インチモデルは2015年10月に販売される予定で、価格はWiFiモデルが199ドル(約2万4000円)、LTE対応モデルが249ドル(約3万円)。10.1インチモデルは2015年11月に販売される予定で、価格はWiFiモデルが299ドル(約3万6000円)、LTE対応モデルが349ドル(約4万2000円)。

■関連サイト
レノボ(米国)リリースページ

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