週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

iPhone 6sの前面カメラは500万画素でフラッシュ搭載Apple噂まとめ(8/23〜8/29)

2015年08月30日 18時00分更新

 国内外の噂系サイトで、8月23日から8月29日までに出回った内容をまとめました。Appleのスペシャルイベントが現地時間9月9日、おそらく日本では10日朝2時ごろに開催されることが確定しましたが、先週の噂も確度がだいぶ高まった情報が出てきました。

 最も気になったのはカメラ性能の向上ですね。背面のiSightカメラが従来の800万画素から1200もしくは1300万画素になるという噂は前からありましたが、これはほぼ確実。画素数の向上によって4K動画の撮影も可能になるようです。Androidではハイエンド機種を中心に4K動画対応は当たり前になっていますが、スマホに採用しているプロセッサーがSnapdragonだからなのか、4K動画を撮っているとものすごく本体が熱くなるほか、環境によってはアプリが異常終了することあり、実用性には正直疑問符が付くレベルです。iPhoneが採用するApple Aシリーズのプロセッサーだとどうなるのか期待したいところですね。正直、4K動画で撮影するほどの被写体ってそんなにないと思いますが、動きの早い被写体を4K動画で撮影して、あとで静止画で切り出すという用途にはかなり便利になりそうです。ちなみにiSightカメラの画素数がアップするのは、iPhone 4s以来なので実に4年ぶりですね。

 これまで一貫して120万画素と、現在ではかなり低スペックだったiPhoneの前面(FaceTime)カメラについても、iPhone 6sシリーズでは500万画素にアップするそうです。最近は、自撮り(セルフィー撮影)需要の高まりから、Android陣営では画素数をアップさせたり、レンズを広角にさせたりして前面カメラの機能向上を図っていますが、その波がiPhoneにも来た感じですね。若くないみなさんの自撮りを考えると、シワや輪郭をぼかしたり、際立たせたりするためにもフラッシュは必須かと思いますが、Appleではこれをソフトウェア的に解決するそうです。具体的には、液晶画面全体を一瞬だけ白く光らせてフラッシュの代用とするようです。

 iPhone 6sシリーズは、名前からしても6シリーズの強化版という位置付けですが、感圧タッチパネルのほかはカメラ機能が特徴になりそうですね。なお、カラーバリエーションにローズゴールドが加わるという噂については、肯定と否定の情報が入り交じっているのでどうなるかわかりませんが、新色がヒットするのは間違いないと思われます。

 そのほかの気になるのは、iPhone 6cの噂です。筐体は5cのものを流用して11月発売という情報も出てきました。一時は、2年前のフラッグシップモデルであるiPhone 5sの筐体をベースにするといわれていましたが、5cの後継となるとプラスチック筐体になりそうです。iPhone 5cは日本ではあまり人気が出ませんしたが、その一因は廉価版(1世代前)のスペックなのにiPhone 5sと価格があまり変わらないからでした。なんだかiPhone 6cは残念な感じの噂しかないですが、筐体はiPhone 5cを流用するとしても、ハードウェアスペックをiPhone 6s並みにすれば人気が出そうな気がします。

8/25 iPhone 6sはiPhone 6よりも若干厚い

気になる、記になる…」によると、iPhone 6s用と思われるハードケースをiPhone 6用のものと比較した映像がiPhone-Ticker.deというサイトで公開されているそうです。それによると、iPhone 6sはiPhone 6よりも0.2mmほど厚いそうで、6s用のものを6に装着すると少し隙間が空くようです。

8/25 中国キャリアがiPhone 6sのスペックをリーク

g fro games.comによると、中国のチャイナテレコムの関係者がWeiboでiPhone 6sの画像をリークしているそうです。プロセッサーはApple A9、メモリーは2GBで、感圧タッチパネルが搭載されるそうです。また、カメラ性能も向上するとのこと。リークした本人は、ピンクモデルは聞いたことも見たこともないとのこと。

8/26 iPhone 6sとiPhone 6の筐体の比較写真が流出

apple.club.twが、iPhone 6sシリーズとiPhone 6シリーズのリアケースの写真を公開しています。公開されている写真はケースの裏面で、ロジックボードを取り付けるネジの位置が違うことがわかりますが、それ以外の違いは判別できません。

8/26 iPhone 6cは11月に発売される?ストレージは16GB

M.I.C GadgetがiPhone 6cのケースの試作品をサードパーティーの製造会社から入手したとのこと。公開されている写真は紙製のものです。そのうえで、iPhone 6cのストレージ容量は16GBになるとのこと。また紙ですか、なんでもありですね。

8/26 iPhone 6sの部品を組み立てた映像が公開

MacRumorsによると、ロジックボートやディスプレーなどの部品を組み立てて、起動させた映像が公開されているとのこと。ディスプレイには歯車のアイコンが表示されるとのこと。iPhone 6sのロジックボードの写真も公開されています。米クアルコム社のRFトランシーバーチップ「WTR3925」が搭載されているそうです。これにより、キャリアアグリゲーションが強化されるとのこと。iPhone 6では別チップ(コンパニオンチップ)が必要でしたが、WTR3925では1チップに機能が詰め込まれているため、ロジックボードのスペースにも余裕ができるそうです。なお、iPhone 6sシリーズではLTE速度が最大300Mbpsになるようです。そのほか、搭載されているApple A9チップは、Apple A8に比べてひと回り大きくなっているとのこと。

8/26 iOS 9のSafariでは広告ブロック機能のオンオフが簡単

気になる、記になる…」によると、iOS 9のSafariの広告ブロック機能はオンオフを簡単に切り替えられるとのこと。具体的には、リロードボタンの長押しで機能を一時的に無効化できるそうです。広告ブロック機能を有効にすると、ページの読み込み速度が速くなり、そのぶん通信量も減るというメリットがありますが、多くのウェブメディアは広告収入が主な収益源なので広告が表示されてなくなってしまうと、かなりのダメージであるほか、ページのレイアウトも崩れますね。アプリ内広告はコンテンツブロックの対象外なので、単体アプリ化するか、iOS 9に搭載される「News」アプリに参加しろということなんでしょうか。FINER THINGS IN TECHのレポートです。

8/27 iPhone 6sのスペシャルイベントは従来とは別の7000人規模の会場で開催

MacRumorsによると、9月9日(日本時間10日)に開催されるAppleのスペシャルイベントは、これまで会場に使われてきたイエルパ・ブエナ芸術センターや、Apple Watchの発表会に使われたフリントセンターでなく、ビル・グラハム・シビック・オーディトリウムで開催されるそうです。この会場の収容人数は、アリーナ席で7000人なので、従来に比べてかなりデカいイベントになるようですね。ライブ会場にも使われているので、Apple Musicで聴ける大物アーティストのゲスト出演も確実でしょうね。個人的には、Apple Musicの契約でちょっと揉めた、テイラー・スイフトが出てくると面白いと思っています。

8/27 iPhone 6sのディスプレー部品はiPhone 6よりも少し重く厚い

Mac Rumorsによると、iPhone 6sのディスプレー部品は、iPhone 6の同じ部品に比べて重さも厚みも少し増すそうです。具体的には、6sは51.2g、6は49.4gとのこと。重さと厚みが増加した原因は、Force Touch関連部品だと考えられます。

8/27 iOS 9にForce Touchを採用を示す痕跡

Apple Insiderによると、iOS 9のコードに「enableDeepPress」という記述があるそうです。直訳すると、深く押す、強く押すという動作を有効にするという意味なので、まさしくForce Touchのことかと。

8/28 iPhone 6sのストレージ構成や価格は6と同じ

TechTasticによると、iPhone 6sの内蔵ストレージのラインアップは、16/64/128GBでiPhone 6と同じだそうです。またiPhone 6sの価格は、16GBが699ユーロ(約9万5000円)、64GBが799ユーロ(約10万8700円)、128GBが899ユーロ(約12万2000円)とのこと。iPhone 6s Plusは同じ容量のモデルでiPhone 6sよりも100ユーロ高く、128GBは999ユーロ(約13万6000円)となるそうです。日本での価格は、米ドルとの為替レートが考慮されるほか、キャリア版はキャリア各社が価格を設定できるので異なります。

8/28 iPhone 6sのストレージ容量は16GBから

Twitterで、iPhone 6sのパッケージに貼られるシールが公開されています。それによると、 iPhone 6sには16GBモデルが存在するそうです。そのほかのストレージ容量は、64/128GBとのこと。付属品は、EarPods、Lightning-USBケーブル、USB電源アダプターの3つで従来と変わらないようです。対応している通信規格は、GSM、UMTS、TD-SCDMA、FDD-LTE、TD-LTEとのこと。

8/28 iPhone 6sの新色はローズゴールドに

9 to 5 Macによると、iPhone 6sで追加されると噂されている新色は、ピンクではなくローズゴールドになるそうです。当然ですが、Apple Watchに使われる18Kローズゴールドではなく、アルマイト加工されたアルミ合金を素材に使うそうです。また、液晶パネルをカバーするガラスは、Apple WatchのSportsモデルに採用されているIon-Xガラスになるそうです。SportsモデルのApple Watchは少しぶつけただけですぐにキズが付くので、個人的にはIon-Xガラスは嫌いです。

8/28 iPhone 6cは5cと同じデザインに

気になる、記になる…」によると、iPhone 6cは5cと同じデザインになるとのこと。GizmoChinaのレポートです。Appleはこれまで、iPhoneのボディーの基本デザインを2モデルで使うので、6cは2モデル目と考えるとあり得る話です。5cはああ見えてもプラスチックの成形などにこだわりがあるので、そのままお蔵入りというのはもったいないのかも。

8/28 iPhone 6sの背面カメラは1200万画素で4K動画対応

9 to 5 Macによると、iPhone 6sに搭載される背面(iSight)カメラは1200万画素のイメージセンサーを採用し、4K動画の撮影が可能になるそうです。前面(FaceTime)カメラは、液晶画面を一瞬白く光らせることで、フラッシュを代用する機能が加わるとのこと。

8/28 Apple Musicの責任者が退社

9 to 5 Macによると、Apple Musicの責任者だったイアン・ロジャース氏がAppleを退社したそうです。同氏は、米Beats Music社の元CEOだった人物です。Apple Musicのローンチを見届けての退職なのか、Appleとは水が合わなかったのか、理由はよくわかりません。

8/29 iPhone 6sのFaceTimeカメラは500万画素

M.I.C Gadgetによると、iPhone 6sのFaceTimeカメラは500万画素のイメージセンサーを搭載するとのこと。従来は120万画素だったので大幅な画質向上になりますね。Androidではセルフィー撮影などで前面カメラの機能が強化される傾向がありますが、iPhoneにもその波が来た感じでしょうか。

8/29 iPhone 6sのFaceTimeカメラは大型のセンサーになる

9 to 5 Macによると、iPhone 6sのFaceTimeカメラはより大きなセンサーを搭載するそうです。新しいFaceTimeカメラでは、スローモーション撮影やパノラマ撮影が可能になるとのこと。また、画面に白を一瞬表示してフラッシュのように使う、ソフトウェアフラッシュ機能が搭載されるそうです。一方の背面(iSight)カメラは、1200万画素のイメージセンサーを搭載し、4K動画が可能になるとのこと。

8/29 次期MacBookに搭載されるCore Mプロセッサー詳細が判明

気になる、記になる…」によると、次期MacBookへの搭載が予想されるCore M(Skylake-Y)プロセッサーの詳細が明らかになったそうです。Skylake-Yは、Core M5とCore M3の2モデルに分かれているとのこと。いずれも、SATA 6.0Gbps×2、PCI-Express 3.0×10レーン、USB 2.0/3.0×6ポート、eMMC 5.0を搭載しているそうです。さらに、USB OTGとRapid Storage Technology 14に対応とのこと。CPU Worldのrポートです。Skylake-Yはアジア地区では9月1日にリリースされる見込みですが、MacBookに搭載されるのは10月か11月あたりになるのではないでしょうか。

8/29 Android Wearが間もなくiPhoneで利用できるかも

Android Policeによると、米Amazonのサイトで公開された中国ファーウェイ社のAndroid Wearのシステム要件に、「iOS 8.2以降」と記載されていたそうです。この記述は現在は削除されており、ファーウェイ側などもiOS対応については否定しているそうですが、そういうテキストが存在していること自体が怪しいですね。

8/29 9月8日に初代Apple TVやiPod classicのサポートが終了

9 to 5 Macによると、AppleはiPhone 6sシリーズの発表するタイミングで、初代Apple TVやiPod classic、Apple LED Cinema Displayのサポートを打ち切るようです。打ち切り日は9月8日とのこと。これにより、正規のサービスプロバイダーでの修理ができなくなるそうです。気になるのは、Macでは唯一Mac mini(Late 2009)が含まれていることでしょうか。とはいえ、6年前の機種なのでサポートは切れて当たり前ですが。

8/29 新型Apple TVの付属リモコンはモーションセンサーを内蔵

TechCrunchによると、新型Apple TVはWiiのようなモーションセンサーを内蔵するリモコンが付属するそうです。タッチパッドも搭載しているとのこと。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう