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Evernoteを超える使い勝手 テキスト、ファイル、動画何でもありの共有コラボツール『BeeCanvas』

2015年08月11日 17時00分更新

『BeeCanvas』はウェブブラウザー上、またはアプリ上の真っ白なキャンバスにテキスト、画像、動画、ウェブサイト、オフィスファイルなど何でも1ヵ所にまとめることができる、自由度の高い共有コラボレーションツール。テキストやファイルを張り付けるだけじゃなく、ペンツールで書き込んだり、付箋でコメントを残すことも可能だ。

BeeCanvas

 国内外の有力ベンチャーが集まった“RISING EXPO 2015”に登場した、韓国のスタートアップ企業JOKERPACKのつくったウェブサービス。ウェブブラウザーで使えるのはChromeアプリで、iOSとAndroidのスマホアプリもリリースしている。すでに日本語化もされており、Googleアカウントで利用できる。

BeeCanvas

 個人的なメモ代わりに使えるが、真価を発揮するのがチームでのコラボ利用だ。まるでホワイトボードを囲むようにあれこれと貼り付け、書き込めて、さらに会話もできる使い勝手をもつ。作成したキャンバスにはシングルURLが発行され、リンクを送るだけで人と共有できる。閲覧のみ、コメント、共同制作、さらに再共有できるなど共有権限をキャンバスごとに設定でき、完全リアルタイムでの共同作業が可能で、共有ユーザー同士でのキャンバス内チャットも設置している。クリエイティブと連絡をひとつのウェブページ上にまとめ、完結させているのだ。

BeeCanvas

 JOKERPACKのRaymond Hong CEOは、「分散している情報を1ヵ所にまとめ、1枚のキャンバスに置くように、どこでもメモを残せる。多くの情報が集約され、あらゆる情報のストリーミングサービス」となるとサービスを説明する。共有のしやすさに優れたEvernoteを面にしたようなツールに、オンラインストレージ、Slackのような連絡手段までを一緒くたにしている。今後、流行りそうなので、早めにチェックしておくといいかもしれない。

●グランプリ(投票&JAL賞)、AGSコンサルティング賞
 トレタ(ウェブ予約台帳サービス)
●インテリジェンス賞
 ZUU(金融経済メディア)
●SMBC日興証券賞、Google賞
 Misoca(クラウド請求書)
●EY賞
 オープンエイト(女性向けスマートフォン動画広告)
●AWS賞、住友不動産賞
 KAMARQ(家具のモノづくり)
●ファイナリスト
 フーモア(マンガ制作のクラウドソーシング)
 VUNO(ヘルスケアの人工知能、韓国)
 JOKERPACK(コラボレーションキャンパス『BeeCanvas』、韓国)
 Lang-8(ネイティブどうしの語学学習アプリ『HiNative』
 スピカ(ネイル写真の共有サービス『ネイルブック』
 wizpra(顧客ロイヤリティーを数値化するクラウドサービス)
 A-STAR(IT業界のアウトソーシングのプラットフォーム)
 Ayannah Information Solutions(新興国向けデジタル決済サービス、インドネシア)
 Drivemood(安全に利用できる車載ナビのスマホアプリ)
 Anywhere 2 Go(スマホ写真を使うクルマの事故処理サービス、タイ)

■関連サイト
RISING EXPO 2015
BeeCanvas

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