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かき氷を鍋にするってどうなの!?赤からの「氷鍋」が衝撃だった

2015年07月18日 11時30分更新

居酒屋ブランド『赤から』13店舗では、夏季限定で『氷鍋』を提供中です。

『赤から』で衝撃の『氷鍋』を今年も販売

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 「鍋といえばグツグツ火にかけて熱々で食べる」という概念を打ち破る、氷がたっぷり入ったクールな鍋。『赤から』では、2013年より毎年夏季に氷鍋を展開しており、昨年は2000食を売り上げるほどの好評だったそう。

 冷たい鍋の人気の秘密は!? 週刊アスキーのナベコが今年の氷鍋を食べに行って来ました。

本当においしいの? 氷鍋に挑戦

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた
『赤から』銀座店に行ってきました!銀座だけにラグジュアリーな雰囲気でしたよ。

 訪れたのは赤から銀座店。氷鍋を提供するのは、赤からの一部店舗。都内だと渋谷本店、池袋西口店、新宿西口店、銀座店の4店舗(全国13店舗)なので、チェックしてから行くようにしましょう。

氷がガツガツ入った鍋が登場!

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 氷鍋は2人前から注文できます。そこで2人前を注文!(ひとりで行きましたが)

 登場した鍋には、えええ~、氷がドガドガ入っている!

今年の氷鍋のテーマはイタリアンテイスト

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 赤からの氷鍋は毎年テーマが決められていて、2013年初登場のときは和風、昨年2014年は韓国風、そして今年はイタリアンテイスト。
 海老、ズッキーニなど鍋らしくないイタリアンな具材が使われています。ほかにも、ゆで卵、トマト、レモン、コーン、きゅうり、カイワレ大根など入っていて、栄養があるのはもちろん、見た目から華やぐ彩り豊かな鍋になっています。

目の前で赤いスープをイン

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 この氷鍋、提供された状態だとスープが入っていません。スープは目の前で、店員さんの手で注いでもらえます。
 氷たっぷりの鍋に真っ赤なスープがドブドブと注がれていきます。

3番のスープがベース

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 赤からというと、名古屋味噌と赤唐辛子をブレンドした辛味の鍋料理が看板メニュー。自慢は、辛さを選べる特製スープです。
 今年の氷鍋は、いちばん人気である3番スープがベースに使用され、オリジナルトマトスープとブレンド。

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 ピリッとした辛さとトマトの酸味がきいた、さっぱりした味わいに仕上がっているということ。

赤いスープのイタリアンテイスト氷鍋

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 こちらが、スープを入れた状態の氷鍋です。

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 赤いスープに玉子やコーン、ズッキーニの黄色、きゅうりやカイワレの緑、えびの赤などが散りばめられていて、イタリアの煮込み料理にありそうな見た目です。氷が入っていますが。

氷をガリガリと食らうべし!

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 ガリガリ。

 お玉ですくおうとすると、氷の感触が。
 氷はひよこ豆粒大ほどに大きく砕かれているため、存在感がしっかりあります。

氷鍋×ビールで最強の即冷

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 いただきます!
 氷鍋と一緒に飲みたいのはやはりキンキンに冷えたビール。暑い夏なので当然です。

 食べてみると食材やスープがヒヤッと冷えていて、冷麺のように食欲がなくてもにスッと食べられる味わいです。氷は食材と一緒に口に入れて「ガリガリ」と食べるといいでしょう。

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 氷がほどよい大きさなので、食材のように食べごたえがあります。

「ガリガリ」
としてから、スープを口に含んで
「スー」

 氷を噛み砕く食感と、口の中が冷え冷えになる感覚はなかなか気持ちよいです。

ピリ辛なので体の中は暑くなる

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 味はというと、イタリアンテイストでトマトの酸味もありますが、キムチも入っているのでトータルでいうと韓国風の辛味よりです。
 ピリ辛なので、これだけ冷えているのですが食べていると体の中が熱くなってきます。

 ちなみに氷は少しずつ溶けてきますが、鍋の味が薄くなる感じではありませんでした。キムチなど具材の味が広がるため、美味しい味はずっと続きます。

太麺がスープに絡んでおいしい

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 氷鍋の具材をかきわけると下の方にはたっぷりの麺が。

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 麺は太麺で腰がしっかりあるタイプでした。

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 この麺がスープに絡んでおいしい!
 太麺なので食感もおもしろく、どんどんと進みました。
 感覚的には冷麺に近いのですが、トマトの酸味もあるので、トマト冷麺といった感じ。さっぱりしています。

温かい鍋と一緒に食べると良いかも

赤からのイタリアン風「氷鍋」を食べてみた

 氷鍋ってどうなのかなと先入観がありましたが、なんども言うように冷麺に野菜がたくさん入っているイメージに近く、さっぱり食べられて全然アリでした。寄せ鍋や石狩鍋、もつ鍋だったら、冷やしてしまうとイメージが違うと思いますが、唐辛子系の味わいは冷えても辛さの刺激が気持ち良く、飽きずにさっぱりと食べられんですよね。
 氷を「ガリガリ」と噛み砕いて食べる感覚は氷鍋ならでは。暑がりさんにはうってつけです。

 ただし、氷鍋をずっと食べているとちょっと冷えてきてしまうかも。辛いので体の中は「ポッ」と熱くなるのですが、口の中が「ひや~」っと。「まずはどんなものか試してみたい」という人は、例えば、4人で来たときに普通の温かい鍋を2人前、氷鍋を2人前というふうに、温かい料理と一緒に試してみるのが良いかもしれません。

『氷鍋』
・1人前990円(税別)※2人分から注文可能
・7月1日~8月31日期間限定
・『赤から』13店舗にて
<関東>
 渋谷本店、池袋西口店、新宿西口店、銀座店
 <東海>
 豊橋駅前店、東刈谷店、清水インター店、名駅西口店、金山駅前店、本店、浜松初生店
 <関西>
 生桑店、大阪福島店

関連サイト

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赤から味をご家庭で楽しめる!赤旨広場

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