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司令塔になって僚機を動かす戦略性 PC用ゲーム『フィギュアヘッズ』をプレイしてみた

2015年07月11日 16時00分更新

 スクウェア・エニックスの新作PCゲーム『フィギュアヘッズ』のクローズドベータテストが7月8日から開催されています。

フィギュアヘッズ

 週アス編集部でも「ロボットのバトルものだって!これは熱くなること間違いない!」という具合に、テンションが上がりっぱなし。

 というわけで、さっそくクローズドベータテストに参加しました!

『フィギュアヘッズ』の基本ルール

 『フィギュアヘッズ』は5対5で戦うTPSで、相手の“ポストチャージ”と呼ばれるエネルギーを削り、0にするか試合終了時にポストチャージが多いチームが勝利になります。

 このポストチャージは3つの方法で削ることができます。

・敵を撃破する
・施設を制圧する
・敵軍“アウトポスト”を攻撃する

 この中でもイチバン相手のポストチャージを削れるのは、アウトポストへの攻撃です。しかし、アウトポストは敵軍の最深部にあり、さらに強力なタレットとバリアで守られています。

 そこで、フィールドに存在する“ポストトリガー”と“タレットトリガー”を占領して、タレットとバリアを無力化。これで、敵軍アウトポストに直接攻撃ができます。

フィギュアヘッズ
↑画面中央が“ポストトリガー”、その隣が“タレットトリガー”、両端にある施設が“アウトポスト”だ。
フィギュアヘッズ
↑ポストトリガーとタレットトリガーを制圧すると敵軍アウトポストに直接攻撃できる。

「フィギュアヘッズ」チュートリアルムービー vol.1「試合の流れ」編

僚機をどう使うかが勝負のカギ!

 「チュートリアルも終わりさっそく対戦だ!」と意気揚々と参戦したユージンですが、はじまってすぐに撃破されてしまいます……。

 しかも、敵のプレイヤーではなく僚機に……。そう、『フィギュアヘッズ』には、プレイヤー機の他に、それぞれのプレイヤーごとに3機の僚機を連れていけます。

 この僚機ですが、AIはそれほど優秀というわけではありませんが、機体性能はプレイヤーが使用している機体と同じものなのです。なので、舐めてかかるとハチの巣にされてしまいます!

 そこで、僚機に倒されないようにするにはどうしたらいいのか考えた結果“目には目を、僚機には僚機を作戦”を思いつきました!

フィギュアヘッズ
↑僚機にはマップ画面から攻撃や防衛などの指示が行なえる。

 僚機同士で戦っているところに、サイドから近づいて攻撃すると、あまり攻撃を受けないで倒すことができました。

 また、僚機をポストトリガーに向かわせて、敵の注意を向けて置いて、自分はタレットトリガーを制圧しに行ったりと、相手の裏をかく戦術にも僚機は使えました。

 この作戦が功を称したのか、全体マップで戦況を確認しつつ、僚機に指示を出すだけでもかなり貢献できていと思います。

フィギュアヘッズ
↑僚機を先行させて偵察させる。
フィギュアヘッズ
↑僚機に戦ってもらって後方支援攻撃をするのもひとつの戦法だ。

 『フィギュアヘッズ』は、プレイヤー同士で打ち合うというよりも、うまく僚機を操って施設を占拠していくタクティクスゲームという印象です。そのため、ロボット系シューターゲームとしては、動きがややゆっくりな点は否めません。ゲーム自体が、戦略をしっかり練りながら、僚機を操りながら戦うので当然といえば当然ですが、この点がユーザーに受け入れられるのかが気になるところです。最近では、日本でも『World of Tanks』が人気ですし、戦術系シューターゲームとしては選択肢に挙げられると思います。

快適プレイにはハイエンドノートかデスクトップが必須!?

 ちなみに、今回プレイに使用したPCはユニットコムの最新ゲーミングノート『LEVEL∞ Lev-17VX085-i7-VE』の試作機です。

 CPUは、インテル『Core i7-4790』(3.6GHz、最大4GHz)でメモリーは8GB、GPUがNVIDIA『GeForce GTX 980M 8GB GDDR5』。ゲーミングノートPCとしては、かなりハイスペックです。

 ゲーム内のグラフィック設定を最高にした状態で、『Fraps』を用いてフレームレートを計測してみました。

非戦闘時
最大 44fps/最小 27fps/平均 約37fps(60秒間)
戦闘時
最大 38fps/最小 29fps/平均 約35fps(60秒間)

 プレイに支障が出るほどかくつくわけではありませんが、最高画質で60fpsに近づけるならミドルクラス以上のグラフィックボードを搭載したデスクトップがオススメになりそうです。また、ノートPCでプレイする場合は、画質設定をやや下げたほうが快適になります。硬派なPCゲームなだけに、PCのスペックの要求もそこそこしますが、ゲーミングデスクトップなら問題なくプレイできそうですね。

 まだ正式なリリース時期は決まっていませんが、これからの動向が気になります。

■関連サイト
フィギュアヘッズ
ユニットコム

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