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国内初のLTE対応法人向けIPトランシーバー2機種をKDDIが発表 9月発売予定

2015年07月07日 16時15分更新

 KDDIは、au 4G LTE対応のIPトランシーバー『IP500H』とIP無線機『IP-T10』を9月から法人向けに発売すると発表しました。なお、同社いわく本製品がIP無線機として国内初のLTE対応機となるとのこと。

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↑IPトランシーバー『IP500H』

 トランシーバーと言えば、イベント会場のスタッフが持っている通信端末ですが、一般的にはその端末からの電波が届く範囲内の別の端末に対して連絡できます。一方、IPトランシーバーはインターネット網を利用するため、ネットワークに接続されたIPトランシーバーはもちろん、IPビジネスホン、スマホアプリなどとの相互通話が可能になっています。

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↑IP無線機『IP-T10』

 対応周波数帯は同社が人口カバー率99%超とうたう800MHz(プラチナバンド)のLTE。IP500H(アイコム製)に関しては、重量205グラムで、連続使用時間は10時間(公称値)、IP67相当の防水・防じん性能をもちます。IP-T10(iforce、Cho&Company製)は重量445グラム、外部インターフェースとしてRJ45規格のコネクター1基、USBを2基、GPSアンテナを1基を備えています。

 法人向けということで、個人では購入できないのが残念。ただし、広域無線を利用するには基本的に無線局免許の申請が必要ですが、今回発表になった2機種については申請不要です。会社などで新しいトランシーバーの導入・リプレースなどを考えている担当者の方は、ぜひチェックしてみてください。

●関連サイト
KDDI該当プレスリリース

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