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明治日本の産業革命遺産の23資産28拠点をGoogleストリートビューで楽しめる

2015年07月06日 14時15分更新

 みなさん、こんにちは。週刊アスキーの吉田でございます。さて、予定よりも遅れましたがユネスコの世界遺産委員会で、「明治日本の産業革命遺産」が承認されましたね。これにより、8県の23資産が世界遺産となりました。グーグルは早速、ストリートビューでこの23資産のストリートビューを公開しましたよ。すでに公開されていたものを含め、23資産28拠点のストリートビューを見られます(※は以前に公開済み)。

World Heritage

1.端島炭坑 ※
2.松下村塾
3.松下村塾(吉田松陰幽因ノ旧宅)
4.三池炭鉱専用鉄道敷跡
5.三池港
6.三池炭鉱 宮原坑
7.三池炭鉱 万田坑 ※
8.小菅修船場跡
9.旧グラバー住宅 ※
10.高島炭坑
11.三重津海軍所跡
12.三角西(旧)港 ※
13.旧集成館(反射炉跡)
14.旧集成館(機械工場)
15.旧集成館(旧鹿児島紡績所技師館)
16.寺山炭窯跡
17.関吉の疎水溝
18.萩反射炉
19.恵美須ヶ鼻造船所跡
20.萩城下町(木戸孝允旧宅)
21.萩城下町(北の総門)
22.萩城下町(萩城外堀)
23.萩城下町(口羽家住宅)
24.萩城下町(指月山)
25.大板山たたら製鉄遺跡
26.橋野鉄鉱山・高炉跡
27.橋野高炉跡 ※
28.韮山反射炉

World Heritage

 前から公開されていましたが、端島炭坑(軍艦島)は必見ですね。一般人が入れる部分は道路が舗装されているので、文字通りストリートビューなんですが、その先は、廃墟の道なき道を進んでいくという感じになります。どちらに行けるかもわからないので、闇雲に写真をクリックして行き先を探すという、廃墟を彷徨ってる感が味わえますよ。

World Heritage

 そのほか、初公開の松下村塾でも一般人の立ち入りが禁じられている室内をストリートビューで楽しめます。具体的には、吉田松陰が授業をしていた部屋や、寝泊まりしていたといわれる屋根裏部屋を見られます。講義室は8畳のスペースがあり、吉田松陰の像や肖像画、机が設置されています。

World Heritage

 明治の世界遺産は、炭坑や反射炉(金属融解炉)など産業の発展に寄与した資産が数多く登録されているが特徴です。韮山反射炉とか、いま見るとまったく謎の建物ですね。

World Heritage

 橋野鉄鉱山・高炉跡では、何の変哲もない風景ですが、これは運搬路だそうです。

World Heritage

 もちろん、スマホからも見られますので、みなさんぜひチェックしてみてください。

関連サイト

明治日本の産業革命遺産、ストリートビューに登場(Google Japan Blog)
明治日本の産業革命遺産(ストリートビュー)

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