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iPhone 7は大幅なデザイン変更デュアルレンズも搭載へApple噂まとめ(6/21〜6/27)

2015年06月28日 16時00分更新

 国内外の噂系サイト6月21日から6月27日までに出回った内容をまとめました。7月中旬には、iPhone 6sシリーズの大量生産が始まるそうなので、発売は例年どおり9月あたりになると思われます。

 先週に目立ったのは、iPhone 6sシリーズではなくその次のiPhone 7シリーズの噂。現在のiPhoneは、電波の通り道を確保するために、ボディーの一部に樹脂製のパーツが使われていますが、Appleは電子部品に影響を及ぼさない金属素材の特許を持っているそうで、これが将来のiPhoneに採用されるかもしれないそうです。となると、現在のように金属と非金属のツートーンのデザインをモノトーンできるのはもちろん、形状の自由度も高まりますね。

 そのほか、iPhone 7ではデュアルレンズを搭載する、物理的なホームボタンをなくすなどの噂もあります。

6/22 将来のiPhoneはフルメタルジャケット化?

Business Insiderによると、Appleが米国特許庁に申請した電子部品に干渉しない金属素材の特許情報が公開されたそうです。これまでMacやiPhoneでは、Wi-FiやBluetoothの電波を通すために一部に非金属の素材を使っていましたが、この特許を利用すればオール金属の筐体も開発できます。すでに12インチのMacBookはすべてがアルミ筐体で、従来のような電波を通すための樹脂製パーツは見当たらないことから、もしかしたらもう採用されているのかもしれませんね。iPhoneに採用されることで、現在のツートンカラーのボディーからシルバーやブラックなどの一色で統一できるかもしれません。

6/23 将来のiPhoneはホームボタンがなくなる?

DigiTimesによると、AppleはTDDI方式の新型ドライバーICを自社開発しているそうです。この噂は先々週も出ていましたが、チップには指紋認証センサーなども統合されて完全な平面になるとのこと。つまり、物理的なホームボタンを排除するかもしれないそうです。この流れは、MacBookのトラックパッドが感圧式になったことでも明らかですが、iPhoneのホームボタンがなくなると操作体系に悪影響しか及ぼさないので、触覚フィードバックを実装して従来のホームボタンを変わらない使い勝手を実現すると思います。

6/23 iPhone 6Sシリーズはさらに薄く、軽量化されるかも

G for Gamesによると、iPhone 6sシリーズにはSiP(System in a Package)モジュールが採用されるそうです。従来はワンチップに主要機能を搭載するSoC(System on Chip)でしたが、SiPでは1モジュールにより多くの主要機能を詰め込めるため基板の小型化などが見込めるそうです。一方で、多くの機能を詰め込むと一部に不具合があってもその部分だけを取り替えられず、歩留まりの低下が問題になります。SiPが実現すれば、iPhoneをさらに薄くしたり、バッテリー容量を増やすといったことが可能になりますね。

6/23 Appleがフォックスコンと中国にデータセンターを設立

EMSOneによると、AppleはiPhoneの組み立てで知られる台湾フォックスコン社と共同で、中国貴州にデータセンターを設立するそうです。これはAppleのアジア太平洋データセンターになるとのこと。Appleのバイスプレジデントであるリサ・ジャクソン氏が発言したそうです。

6/23 Apple Watch購入者の2割弱がスペアパンド購入

EMSOneによると、Apple Watch購入者の17%は取り替え用のバンドを1本購入しているそうです。米国の調査会社のリポートだそうです。

6/24 iOS 9ではアップデート時のアプリの一時削除機能を実装

MacRumorsによると、iOS 9ではシステムのアップデート時にiOSデバイスの内蔵ストレージの空き容量が少ない場合に、一時的にインストールしているアプリを削除する機能を搭載しているそうです。これはうれしいですね。

6/25 将来のiPhoneは有機ELディスプレーを採用か

Business Koreaによると、Appleは2018年以降にリリースするiPhoneに、フレキシブル有機EL(P-OLED)ディスプレーを採用するそうです。P-OLEDは、すでにApple Watchが採用しているので流れとしては自然かもしれません。P-OLEDの採用により、色再現性や再度、輝度などが向上するそうです。

6/25 次期Apple RemoteはBluetoothを採用

気になる、記になる…」によると、次期Apple RemoteにはBluetoothが搭載されるかもしれないとのこと。海外のサイトが伝えているそうです。具体的にはベータ版は配布されているOS X El Capitanに、「Apple Bluetooth Remote」の名前が付いたカーネル機能拡張(kext)が用意されているようです。これが次期Apple TVに付属するのかどうかはわかりませんが、指向性が弱く広範囲で使えるBluetoohが、指向性が強く見通しのいいところでしか使えない赤外線に取って代わるのは歓迎です。

6/25 iPhone 6sシリーズのレンズは台湾メーカーが8割受注

EMSOneによると、次期iPhone用レンズの8割は台湾ラーガン社が供給しているとのこと。また、ラーガンは工場を拡張しているそうで、これは将来のiPhoneがデュアルレンズを搭載する可能性があるからではと考えられています。

6/25 Apple Musicの無料期間は著作権者に曲1回再生ごとに0.002ドルを支払う

MacRumorsによると、Apple Musicの3カ月の無料利用期間には、曲を1回再生するごとにアーティストなどの著作権者に0.2セント(0.002ドル)が支払われるそうです。無料期間終了後はこの額がもっと上がるそうです。0.2セントという金額が妥当かどうかは別として、Appleは最初は支払う気がなかったわけですから、大きな前進ですね。

6/26 将来のiPhoneへデュアルカメラが搭載される可能性は高い

Phone Arenaによると、Appleは3年間に渡ってデュアルカメラモジュールの開発に取り組んでいて、サプライヤーの歩留まり次第で2016年発売のiPhoneに搭載する可能性が高いようです。台湾のカメラモジュールメーカーであるアルテック社のCEOの発言です。

6/26 Apple MusicのBeats 1ラジオは7月1日午前0時開始

前Beats MusicのCEOだったIan C Rogers氏が、Apple Musicのサービスの1つであるBeat 1のラジオを現地時間(太平洋標準時)の午前8時からスタートするとTwitterでつぶやいたそうです。日本時間では7月1日午前0時です。Apple Musicの全世界のサービスインはこの時間になるのかもしれませんね。

6/26 21.5インチのiMacもまもなく5K化ヘ

9 to5 Macによると、OS X El Capitanのベータ版のシステムファイルの中に、21.5インチの5K iMacと思われる記述が見つかったそうです。解像度に「4096 X 2304 Retina」という記述があり、これが現行2.15インチモデル(1920×1080ドット)の5Kモデルのことではないかと推測しています。そのほか、Intel Iris Pro Graphics 6200やAMD Radeon R9などの記述もあるそうです。 

6/27 iOS 9の省電力モードはCPU性能を落とす

MacRumorsによると、iOS 9に搭載される省電力モードを利用すると、CPUの駆動周波数を下げてバッテリーの持続時間を延ばせるそうです。実際にiOS 9のベータ版をインストールしたiPhone 6 PlusでGeekbench 3を走らせたところ、マルチコア性能のスコアは通常時で2891、省電力モードで1751、シングルコアのは1606、1019となったそうです。まあ、このあたりの手法はよくある話ですね。

6/27 iPhone 6sシリーズは7月から大量生産を開始

ブルームバーグによると、Appleは7月中にiPhone 6sシリーズを大量生産するそうです。スペックはこれまでの噂どおりで、4.7インチと5.5インチの液晶サイズが用意され、ディスプレー自体が感圧式(Force Touch)になるそうです。デザインは、iPhone 6シリーズを踏襲するとのこと。

6/27 iOS 9の省電力モードを使ってもiPhone 6はiPhone 5cより高速

Clut of Macによると、iOS 9に搭載される省電力モードを利用したiPhone 6は、通常モードのiPhone 5cよりも高速だそうです。Geekbench 3のスコアでは、省電力モードのiPhone 6のシングル/マルチコア性能が998/1667であるのに対し、通常モードのiPhone 5cは687/1242とのこと。

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