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Apple Watchの供給不足はTaptic Engineが原因かApple噂まとめ(4/26〜5/2)

2015年05月03日 16時00分更新

 国内外の噂系サイトで4月26日から5月2日までに出回った内容をまとめました。先週は発売されたばかりのApple Watchの話題が目立ちました。特に気になるのが、Apple Watchが内蔵するTaptic Engineに不具合があるという情報。Taptic Engineは中国メーカーと日本の日本電産(株)が製造しているそうですが、中国メーカーのほうの部品に不具合があることを出荷前に判明したそうです。現在、Apple Watchを注文すると7月以降の発送になるモデルもあるほどの供給不足ですが、もしかするとこの部品の不具合によるものかもしれません。

4/26 Apple Watch用アプリはすでに3000本以上
Phone Arenaによると、Apple Watch用のアプリは3000本以上が揃っているとのこと。カテゴリーは、ヘルス&フィットネス、コミュニケーション、仕事、旅行、ファミリー、クリエイティビティー、ゲームなどが用意されています。

4/26 Apple Watchのバッテリーは2年半強はもつ
Neowinによると、Apple Watchのバッテリーは2年半強は実用的に使えるそうです。バッテリーは最大1000回の充電が可能だそうで、単純計算だと2.74年持ちます。ちなみに2.74年を迎える少し前でも初期状態の80%の容量を維持するとのこと。保証期間内ならバッテリーは無償交換の対象になりますが、保証期間が過ぎると約9500円(80ドル)の費用が必要とのこと。Apple WatchのSportモデルとスタンダードモデルは1年、Editonモデルは2年の保証期間が設定されています。

4/27 Apple Watchの製造でクアンタが自信満々
EMSOneによると、製造の遅れが指摘されているApple Watchについて、組み立てを請け負っている台湾クアンタ・コンピュータ社が製造に自信を持っているとのこと。具体的には「初期には歩留まりが低迷したものの、現在では改善されて出荷が正常になっている」とのこと。それにしてはバックオーダー抱えすぎですけどね。

4/27 Apple Watchのディスプレーはモース硬度10
9 to 5 Macによると、Apple Watchのスタンダードモデルに採用されているサファイアガラスはモース硬度10のダイアモンド相当というテスト結果が出ているそうです。Sportモデルが採用するIon-Xガラスについてはモース硬度7の石英相当だそうです。また、水深1mに深さに30分間放置したあともまったく問題なく使えたそうです。文字盤は、ガラス面以外はキズ付きやすいという情報もありますが、ガラスカバーや防水の性能については安心していいようです。

4/27 Appleの2015年4~6月期のiPhone出荷台数は依然好調か
EMSOneによると、Appleの2015年1~3月期のiPhoneの出荷台数は前期比21.5%減ながら、前年同期比33.3%増の5827万台だったそうです。また第2四半期にあたる4~6月は前期比11.6%減となるものの、前年同期比では46.2%増の5148万台になる見通しとのこと。iPhone 6シリーズやiPhone 5sは相当根強い人気がありますね。台湾KGI証券のアナリスト、ミン・チー・クー氏のレポートです。

4/27 サムスンがApple対策で1兆円で新工場を設立か
EMSOneによると、韓国サムスン電子社が約1兆円(10兆ウォン)を追加投資して、新しい半導体工場を建設するそうです。同社はすでに、ピョンテク(平沢)に約1兆5600億円(15兆6000億ウォン)を投じた半導体工場を設立することを表明しており、この追加投資になるようです。金額からして工場の規模は当初予定の2倍近くになりそうですね。

4/29 Apple Watchでは他社製文字盤は使えない
9 to 5 Macによると、Appleはサードパーティー製のウォッチフェイスを承認しないことを明らかにしたとのこと。具体的には審査ガイドラインに「時計表示を主な目的とするアプリは除外」という文章が追加されているそうです。Apple Watchの顔とも言える部分なんで、ブランドイメージなどを考えて他社を排除したいのでしょうかね。

4/30 Apple Watchの中国製部品に不具合
WSJによると、Apple Watchが内蔵するTaptic Engineについて、中国メーカーが製造したものに不具合があり、発売前に製品の出荷を停止したそうです。Taptic Engineは、中国AACテクノロジーズ・ホールディングス社と日本電産(株)が製造しているそうで、日本電産製は問題が発生していないことから、Appleはすべての部品を日本電装に切り替えるそうです。現在のApple Watchの供給不足の一因なのかもしれません。

4/29 画像編集アプリの「Pixelmator」のOS X版が感圧トラックパッドをサポート
気になる、記になる…」によると、画像編集アプリの「Pixelmator」のOS X版では、感圧タッチトラックパッドを使うと圧力を認識してペイントが可能だそうです。こういうアプリが増えてくればうれしいですね。

4/29 iPadのせいで飛行機の出発が遅れる
The Vergeによると、アメリカン航空の飛行機がiPadが原因で離陸が遅れたそうです。アメリカン航空では、フライトマニュアルなどを電子化しているそうですが、そのソフトウェアに不具合があり、Wi-Fi接続が必要になったことでWi-Fiに接続できるゲートまで戻らなければならなかったそうです。iPadによって計器にトラブルが発生したわけではないようです。原因は明らかにされていませんが、すでに特定したとのことです。Wi-Fiに接続しなければならない事態というのは、100MB以上のアプリをダウンロードする必要があるときぐらいなので、一体なんだったんでしょうね。

4/30 英ラジオ番組のプロデューサーをAppleが引き抜き
Apple Insiderによると、Appleは英ラジオ番組「BBC Radio 1」のプロデューサーであるジェームズ・バーセイ氏を引き抜きたとのこと。彼を含めて4人のプロデューサーがAppleに入社するそうです。ちなみに、同番組の人気DJでだったゼーン・ロウ氏はすでにAppleに入社しています。一連の人員獲得は、6月のWWDCに発表されると見られる音楽ストリーミングサービスへの布石と見られています。

4/30 2015年第1四半期のスマホ出荷台数でAppleは2位
EMSOneによると、2015年1~3月期のスマホの世界出荷台数は前年同期比8%増の4億4500万台だったそうです。ブランド別シェアでは、韓国サムスン電子社が22.2%(9900万台)でトップだったそうです。しかし、前年同期と比べてシェアも台数も下回ったとのこと。2位はAppleでシェア13.7%(6120万台)となり、前年同期よりもシェア、台数とも増えたそうです。

5/1 刺青をしているとApple Watchが誤動作することをAppleが認める
9 to 5 Macによると、腕に刺青を入れているユーザーがApple Watchを装着すると手首検出機能がうまく動作しないという問題について、Appleが公式のサポートドキュメントを公開したとのこと。それによると、刺青がある場合は心拍センサーの性能に影響を与えるという一文が加えられているそうです。

5/1 Apple Watchの原価率はなんと24%
MacRumorsによると、Apple Watch Sportの38mmモデルの粗利率は76%だそうです。米国の調査会社であるIHS iSuppliの分析です。ディスプレーが約2500円(20.50ドル)、Apple S1プロセッサーが約1600円(10.20ドル)などで、トータルの部品原価は約9800円(81.2ドル)、これに組み立てコストの約300円(2.50ドル)を加えると約1万100円(83.7ドル)になるそうです。Appleは同じデザインの製品を4〜5年程度使う傾向があるので、後継モデルになるほどこの粗利率は高まると思われます。となると、第2世代以降でSportモデルの値下げ、もしくはより低価格の普及版を登場させる可能性もありますね。

5/1 Apple Watchのメモリーは512MB
MacRumorsによると、Apple WatchのプロセッサーであるApple S1には、512MBのメモリーが内蔵されているそうです。メモリーはエルピーダメモリ(株)製とのこと。そのほか、フラッシュストレージは、米サンディスク社や(株)東芝のものが、Wi-Fi、Bluetooth、NFCなどの無線関連のチップは米ブロードコム社のものが使われているそうです。

5/1 iPad Proのレンダリング画像が流出
Phone Arenaによると、Appleが今秋以降に発表すると見られる12インチのiPad、通称iPad Proのレンダリング画像が公開されているとのこと。その画像によると、外形寸法は、縦305.7×横222.60×厚さ7.20mmとなるそうです。このサイズはこれまでに噂されていた情報と合致するので、信頼度は高いかもしれません。

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