週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

山寨版Apple Watch×2製品を徹底比較するのは時間のムダか:週間リスキー

2015年03月25日 07時30分更新

※週間リスキーはアックン・オッペンハイマーと愉快な仲間たちが地下の倉庫の隣の部屋からお届けする、脳に記憶するに値しない情報を扱うコーナーです。

 私です。極秘業務で中国に行ってたのはTwitterをご覧いただいている方には筒抜けだったので全然極秘じゃないじゃん。ま、いいや。で、中国行ったら、必ず立ち寄るのがシンセン。以前もiPhone 6の発売前にソックリさん捕獲してきましたが、今回はナニか収穫あるかしらん? 時期的には、やっぱアレよねぇ……。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑今回も某博士にご同行いただき、いろいろ買ってきましたよ! しかし、博士おらんかったら、ろくに買い物もできんわぁ……。

 いろいろとショップを巡り、山寨機を大量に扱かってるとこでアレ×2種捕獲に成功しましたっ(山寨機ってナニ? という方はリスキー読者にはいらっしゃらないかと思いますが、念のため私は親切なので書いておきますと、いわゆるチャイナな雰囲気醸し出してます的な)。

 出逢いっていつも突然ね。右のが185元、左のが180元。すなわち3500円前後ですな。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑185元のほうの名称はSmart Watchですて。あえて捻らず来た。パッケージもヤル気満々ね。180元のほうはD Watch。たまたま形状が似ちゃったの的な線で行くつもりか。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑箱の裏。どっちもBluetoothでスマホと連携させて使うウォッチ。

 取り出してみましょう。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑下がSmart Watch、上がD Watchね。こうやって見ると、どっちもちゃんとしているように見えますが、実際はどっちもちゃんとしていません。大きさもテキトーだと思う。何かと比較するならね。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑側面。クラウン的なボタンは、押し込むことしかできません。要するに2ボタンというワケ。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑裏。Dのほうはなんとなく模している。Sのほうは諦めている。

  どのように充電するかというと……。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑Sのほうは専用端子で、付属のケーブルをぶっさしてUSB給電するだけ。本家もこっちのほうがラクかも?
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑Dのほうがスゲエ。なんかクリップが付いていてコレを挟むの。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑こうしてパチンって。ちょとグラついて不安な気も……。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑画面側はこうなっている。鼻フックAVを思い出す。

 電源入れてみましょう。チャイナな音が響き渡りますが、ぜんぜん気にならない。むしろAppleもやったらいいよ。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑Sはカラー、Dは単色有機ELみたい。後者は180時間バッテリーもつとしています。時計としては実用的かもしれん。

 細部に寄ってみますか。もう誰も読んでない気もしますが、ぜんぜん気にならない。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑Sから。この子がもっともあの子っぽいのは、箱に入っているときと、電源を入れたこの瞬間です。一瞬よ。

 画面はカラー液晶です(たいへんチープな見栄えですが)。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑たぶんAndroidだと思う。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑ウォッチFaceがいくつか用意されています。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑見覚えある感じの絵柄も……。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑タッチ対応なので、指先で画面をめくっていきます。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑カメラのアイコンはスマホのシャッターを切るやつね。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑言語設定を見てみましょう。日本語あるかな?
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑ナントございましたよ。超弩級の中華フォントですが。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑ちょっとナニ言ってるかワカンナイ。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑……ナニ言ってるかワカンナイ。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑全体のバランスが崩れ去ります。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑アンチ失われたか……そりゃザンネン。

 もいっこのほう行ってみましょかね。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑Dのほうはカラバリありました(あ、Sもほかのお店にあったんだっけ)。

 外装は、コッチのほうがマトモですね。まぁ実物と比べたら全然ですが(あ、私は本物のApple Watchに触れているんですよ←自慢)。自慢とかキライよね、みんなホント……。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑装着してやってもいいぜ?

 Dはタッチ非対応。右側面のボタンでメニュー操作するのですが、下のボタンで選択、同じボタンの長押しで実行というのに気付くまで69回くらいブン投げそうになりました。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑まずは設定から。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑まぁ日本語はないね。英語にしとこ。

 Dはおそらく既存製品の外装だけアレふうにした商品でしょう。中身はまったく似させようとはしておりません。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー

 《オマケ》
 ほかにもね。いろいろ見つけましたよ。こんなとこまで読んでいるあんたはんなら、こげとこかしら気にされるのは?

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑電脳ビル街を博士と隅々探求しまして。

 まずはコチラ。サムスンGalaxy S6のモック。S6ってホント、金の延べ棒のようなんです(あ、私は本物のGalaxy S6に触れているんですよ←自慢)。自慢とかキライよね、みんなホント。いいじゃん別に、たいしたことじゃないんだから。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑GALAXY S6のモック。Edgeのほうは明日って言ってました。翌日来たら、明日って言ってました。もういいです。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑色味は全然違います。輝かない……。むしろ沈んでいる……。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑あと、ガラスも売ってました。Edgeのほうは? って聞いたら、明日って言ってました。いいです。ってかEdgeは無理やろ。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑それからケースもありましたよ。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑S6から背面カバーが外れなくなったので、スリムなままフタ付きが好きだった人にはザンネンなことに。
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑ケースに入れ、ガラスも貼った。モックをフル装備にして遊んでる人って、世界にもそんないないと思う。

 Edgeのケースは明日って言ってました。そうそ、ガラス屋さんに、さらにこんなモノも……。

Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑Z4用ですって。ナニ? Xperia?
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑Z3と合わせたらピッタリ!
Apple Watchのニセモノ2製品を比較する:週間リスキー
↑と、思いきや、センサー部が合わない。あと、スピーカー部も避けていませんねぇ。

 ま、コレが来たるXperia Z4にピッタリという保証はありません。ただ、以前同じ場所で買った発売前のiPhone 6用は、その後ピッタリではなかったものの貼ることはできました。だからZ4はZ3と同じサイズなのかもしれないけど、かもしれないって記事に書くなってスタッフに言っちゃってるので書けないんだった(だって、低質なバイラルの記事タイトルって、ホント“かもしれない”だらけなんですよ! 見てみてね)。

 いじょ。ちょとお買い物しすぎちゃったかもしれない……。

RISCII
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう